- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152087836
感想・レビュー・書評
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最初、物語の設定の話が続き、「これはちょっと読み通すのは厳しいかなぁ」と思ったのですが、物語の本編が始まると、一気に話は加速。非常に興味深い話が繰り広げられます。面白いと言うより、興味深いんです。
この本が書かれ始めたのは、9.11以降だったので、そのころの世界の時代背景も、物語には織り込まれています。
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タイムトラベルSF。様々な時代が突然混ぜ合わさり、歴史上の偉人達が出現する世界。歴史xSFという点では面白いけれど、結末は…尻切れトンボのような気がしてあまり面白くなかったなぁ。
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「宇宙の旅」シリーズでは、観察者&導くものというスタンスであった異星人?だが、本シリーズでは、観察者であることは共通でも悪意の干渉を行うところが大きく異なる。
地球上の時間と空間が、ツギハギのようになってしまう。アレキサンダー大王とチンギス・ハン、ソユーズから帰還した宇宙飛行士、大英帝国の将校があ同時に存在する世界が生まれる。
短い章立てが続くクラーク流の構成になっているけど、モングル軍の残虐な描写などクラークらしくない部分はバクスターが書いているのだろうか?
アクションとしてのストーリーは一応完結しているが、何故こんなことになったのかという点については次作以降で語られるのだろう。 -
ZEPPRLIN&PURPLE のような、焼飯に天津をのせたような、ゴジラ対キングコングのような、要するに最高級ペアによる最高級時空SFだと断言して手に取った(駅前図書館で発見)。
するとどうだろう。 アレクサンドリア大王対チンギス・ハーンが物語のクライマックスになっている。時間軸があちこちで途切れたふたつのグループがそれぞれのリーダーを立てて戦う・・・。
しかし、テーマはやはり「モノリス」。いやぁ、よかったなぁ。人類の進化を助けるエイリアンって構図好きだなぁ。続編があるというからチョゼツ楽しみ! -
(T) -
過去・現在・未来が入り交じった世界。そこで出会う各時代の人々が困難を乗り越えながら、結局最後には戦争につながって行く。ある意味人間の業(カルマ)を濃密にした小説。
終わり方に納得いかない部分があるので、☆4つ。 -
原始人(猿人)やアレキサンドリア大王等、様々な時代を超えた世界との邂逅の話。<br>
私はそもそもSFモノはあまり読んだことがないので、今回コレを読んでちょっと衝撃を受けました。<br>
でも、小難しい単語が多く、理解がついていけない・・・<br>
まだまだSFは初心者です。<br>
ということで、評価はナシ!!