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本 ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784152088529
感想・レビュー・書評
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感想は下巻で
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特異なDNAを持つ個人から、病気治療と研究目的として細胞を採取。、そこからサイトカインを製造し、莫大な利益を上げるバイオテクノロジー企業。
採取された細胞・DNAの所有権は、本人のものか?それとも企業のものか?
動物にヒトのDNAを導入したトランスジェニックチンパンジー・洋鵡。
麻薬や買い物依存症・危険なことをあえてしてしまう衝動…。これも遺伝子のなせる業であり、その遺伝子を特定し、発動を阻害する治療薬を作れる。
上巻は、それぞれの物語が別々に同時進行し、あっちへ飛び、こっちへ戻り…。どうしてこんな話の進め方をするのだろう?とイライラしながら読みましたが、下巻からは、その別々の物語がどんどん1本に繋がってくる。ハラハラ・ドキドキが続きます。
完全なフィクションなのですが、昨今の遺伝子テクノロジーの報道を聞いていると、近い将来(もしかしたら現在)にもありえる話だと思って、背中が寒くなりました。
遺伝子学・生物学に詳しいわけではないので、所々に表れる専門的な表現にはついていけませんでしたが、その部分をサラッと読み流しても大丈夫です -
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978-4-15-208852-9 349p 2007・9・15 初版
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2007年出版の本。それでも、クライトンはいつも私に未来や新しい世界を教えてくれる。
高校生のころから尊敬する、マイクル・クライトン。
育児に翻弄されている間に出版されたもので、あと2冊ほど未読本あり。早く読みたい。 -
遺伝子操作で産まれたチンパンジーと人間のハーフは、ヒューマンジーというらしい。久しぶりにクライトンを読んだが、やっぱり面白い。早速下巻へ。
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遺伝子操作に関わる研究・特許・権利・裁判など。小話がいくつか出てきて誰がなんだったか、どうつながっていくのかメインはどの話か追っていくうちに終了。恐ろしいと感じた。好き勝手に権利を振りかざしたり、とんでもない動物が成長したり。ヨウムのジェラールは一緒にはいられないけど愛嬌があって楽しい。オランやチンプたちも愛嬌があって楽しい。2008.4.7
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遺伝子科学がどこまで世界に影響をもたらすかという近未来小説。訴訟はかなり近いことまで起こっているらしいものの、いま一つでした。
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初のマイクル・クライトン作品.
リアルなSF.
マイケル・クライトンの作品





