Boy’s Surface (ハヤカワSFシリーズJコレクション)
- 早川書房 (2008年1月24日発売)
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感想 : 33件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784152088901
感想・レビュー・書評
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久しぶりにこういう本を読んだ。率直に言ってまったくわからん。
数学と文学が量子力学的な重なりあいの果てにピンクの表紙をまとったらこうなった、とまあなんとなしにそういうこと。
抜群のリズムと言葉の選択センスと、次元の階梯を2,3段まとめてぶっ飛ばした意味内容の絶妙すぎる混合に、読後はどうにもポカンとするしかない。
あまりの言葉のイリュージョンぶりで立川談志を想起した。
前作のSelf Reference Engineはまだ理解の範疇なので、読む順番を間違うと著者はおろか本を嫌いになりかねない。後期活字中毒者限定の一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わけわかめ。自分が分かって読んでいるのか分からないまま読んでいるのかさえ分からん。
粋というか洒落みたいなものは感じる。面白い。
よい<a href="http://d.hatena.ne.jp/yocifico/20090828/1251401102" target="_blank">参考資料</a>発見 -
理解はできないけれどかすかなシンパシーがある
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なんか好き。
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確かにレフラー球を通してお互いを覗き込むようなものかもしれないな、初恋って。こちらから見えているのが相手の写像で、向こうから見えているのもまた自分の写像で、その見え方に合わせてまた自分の姿を修正して見せたりしてもう訳が分からなくなってしまうという。でも諦めずに研究していればそのうち、相手と見えてる相手、自分と見えてる自分が一致するといいなー、ってとこも似てるな。(Boy's Surface)
アイディアとしては、これが「これはペンです」につながるような気がする、言葉を発するアルゴリズム。話は変わるけど、物理とか数学の人ってバッハが好きな人が多そう、ってのは偏見かな。(Goldberg Invariant)
読む順番を指定される。この、人格を持ったかのような物語に。っていうかこれ、どこをどう読めば恋愛小説なの??(Your Heads Only)
最後まで読むと、分かりにくいけど確かに恋愛小説、なのかも。。 -
主人公が数学的構造体!? もはや理解されることを放棄しているのかと思われます。
冒頭に宮澤賢治の有名な一説が引用されていますが、まさに賢治の詩を読むように、「難しい単語ばかりだけど、とりあえず響きと雰囲気を楽しめばいいや」という気持ちになりました。 -
芥川賞をとった作家ということで読んでみた。
が、意味がわかんない。
ところどころ笑える文章があったということで1点じゃなく2点に。 -
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伊藤計劃からの「この本を読んだ人はこんな本も読んでます」つながりで手にとったが、私にはちと難しかった。こってり理数系の人にはいいのかもなぁ、私にはあまり合わなかった、ただそれだけのコト。
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数学と幾何学と文学と物理とSFを一緒に混ぜ込んで煮込んで真っ白に漂白して楽譜にしたようなそんな話でした。
正直言ってわたしには少し難しすぎたのかさっぱり理解できませんでした。
でも、理解ができるならばとても美しい話ではないかと思います。雰囲気はとても美しかったです。
表題作のBoy's Surfaceが好きでした。
レフラー球を巡る恋とか愛とかの話。最後の台詞がすきです。 -
円城氏の小説って不思議なんだよね。SFというかポストモダンというか。青年の心の表面というか。
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SFと呼んでいいものか…
表題作のBoy's Surfaceは最高に面白かった。
映像にできない物語を読者の頭の中に形作る、この話自体がメタ・レフラー球化している。読む人の数だけ具現化されるレフラー球を想像すると面白い。
他の二作品は文字を目で追っただけという残念な結果。 -
わかんない、全然わかんないよ!でも最後の「gernsback intersection」がちょっと好き。
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難解で評価もつけられない。特に後半の二つはさっぱり。
ただ文章は好きだ。
語り手が誰で誰の話をしていてそもそもいつの話なのか。そのへんが特に色々と込み合っている。話しかけられたり読まれたり。
その度に笑って貰えるのなら、私は拍手と笑いに送られて読み終えられることになり、それ以上のことはほとんど望みようがない。
いつか再読するかもしれない。 -
2010/10/11
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えーと、とんでもなさすぎます。
すさまじいまでの思考と論理と文章のアクロバットなんですが、はっきり言って他人様には勧めません。
舞城なんか生やさしいぞ……。 -
好:「Goldberg Invariant」「Your Heads Only」
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なにが書いてあるのか7割方わからない。物語においてけぼりにされる。言葉の砂漠に放り出される。だけどおもしろいんだなあ。それはたとえば、僕が深海についてほとんどのことを知らないのに(知らないからこそ)興味深いと同じような、つまり、深海に入りこんだみたいな物語だった。この本と僕の間にある彼我の距離感がSFだ。
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