ザ・ロード

  • 早川書房
3.82
  • (91)
  • (95)
  • (96)
  • (21)
  • (3)
本棚登録 : 767
感想 : 112
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152089267

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • えーとですね。
    核戦争かなんかで荒廃したアメリカを、父親とムスコがあてもなく旅する中で親子愛を描いている作品。
    冒頭、あんまり面白くなかったのですが、前評判が高かったので「どこで面白くなるんだろ。」と期待して読み進めていくうちに、結局最後まで一度も面白くならないウチに終わっちまいました。

    ――ナンだ、コレ?

    いろんな読者レビューでは「子供を持つオヤジにはグッとくるぜ。」みたいな声が多かったのですが、その愛の描き方がヒッッッジョーに陳腐で、著者から、

    「こういうオヤジの姿に愛を感じるよな?な?な?ってかココで愛を感じろや。」

    とか、

    「こういう絶望的状況でも子供が成長する姿を何気に描いてるんだぜ。おれが。」

    って押し売りされてるみたいで、シラけました。
    舞台となっている終末世界の設定もとってつけたみたいだし。

    まあまあ。
    カンドーできるヒトもいるようなので、キョーミのあるかたは読んでみたらいいんじゃね?
    ピューリッツァー賞をもらってるそうだし。

    私にとってはいまんトコロ、ことし最大の衝撃作でした。

    http://blueskyblog.blog3.fc2.com/blog-entry-1304.html

  • 北斗の拳ですね。いわゆる世紀末ものでそこに親子が生き延びる為、西海岸を目指す道中を描く。なぜこれがピュリッツァー受賞作なのか。もっと深いものが読みたかった。

著者プロフィール

【著者略歴】
コーマック・マッカーシー(Cormac McCarthy)
1933年、ロードアイランド州プロヴィデンス生まれ。 現代アメリカ文学を代表する作家のひとり。代表作に『すべての美しい馬』『越境』『平原の町』から成る「国境三部作」、『ブラッド・メリディアン』、『ザ・ロード』、『チャイルド・オブ・ゴッド』(いずれも早川書房より黒原敏行訳で刊行)など。

「2022年 『果樹園の守り手』 で使われていた紹介文から引用しています。」

コーマック・マッカーシーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×