レッド・ボイス (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房 (2008年7月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784152089342

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

特異な能力を持つ主人公が織りなす人間ドラマが魅力の作品で、共感覚を通じて語られる物語は、感情や人間関係の深さを浮き彫りにします。サンディエゴ市警の刑事ロビーは、事故を経て言葉に込められた感情を色や形と...

感想・レビュー・書評

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  • 特殊能力設定は活かしきれず。
    人物描写はやっぱA級。

  • いや〜ん男前だわ♪ とジャケ買いしました(笑)なになに?主人公は相手の言葉が偽りかどうか判ってしまう能力がある刑事?・・・とかなりワクワクで読み始めたのですが、この能力は捜査にはあまり関係ありません。非常に地道に聴き取り捜査、黙々と、二段組のボリューム分地道に(笑)最初読み始めたときと読み終わったとき、まるで違う小説を読んでいたような気がしました^^;やっぱり不純な動機はいけません(笑)

  • 主人公の特性はSF的なものを想像させるが、そこはジェファーソン・パーカー、危惧する必要は全くなく、現実的で骨太なストーリーが展開される。残念だったのは、この特性が捜査に活かされるわけでもなく、過去を思い出させるアイテムのひとつでしかなかった点だろうか。事件が拡がっていく様は面白いのだが、人物の入れ替わりがややこしく、積極的に追いかけようという気になれない。ミステリとしての着地点やストーリーのまとめ方には雑があり、決していいラストとは思えないが、キャラクター造形は相変わらず巧いので、総合的に見れば平均レベルはクリアしてしまう。そこに安心感を覚えて今後もリピートするんだろうな。

  • 色と形で目に見えるところが「オルファクトグラム」のようだなと思ったけれど、あちらがその能力を全開に活かしているのに対して、こちらはたいして役に立たない、勘の良い人程度の取り扱い。事故前のロビーがどれだけのものを持っていたのか書かれていないので、事故後すべてを失っても唯一残したいものが妻なのだ、という気持ちにならない。謎解きのおもしろさよりも人間関係。

  • 共感覚。翻訳者のあとがきによれば「話し言葉や音楽が鮮やかな色を伴って見える人や、食べ物を舌で味わうと形を感じる人がいるらしい」「ある刺激を受けたとき、本来の感覚に別の感覚が伴う現象」ということだそうだ。三年前、火災にあったホテルから人々を救おうとしたサンディエゴ市警の刑事ロピーは、六階の窓から地上に転落し、一命をとりとめた。その時から、彼は話し手の言葉にこめられた感情が色と形で見えるようになった。しかし、この事実は妻のジーナしか知らない。そんなある日、市の倫理局の捜査官ギャレットが何者かに射殺された姿で発見された。彼は、八ヶ月前、三歳になる娘を失ない、そのショックから立ち直ろうと市警察から転属したばかりだった。彼が追っていたのは、市の上層部を巻き込むような売春事件だったことが分かる。ロビーは相棒のマッケンジーと真相を追求する。なぜ、共感覚という特別な能力をもった主人公にしたのか、初めのうち、よく分かりませんでした。ストーリーを左右するほどの要素でもありませんでしたし。最後まで読み終えたとき、ようやく分かりました。ストーリーの面白さ以上に、キャラクター一人一人の描写が繊細なのが、著者の美点だと思うのですが、今回もそこは十分に活かされています。

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