カフェ・コッペリア

  • 早川書房 (2008年11月7日発売)
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感想 : 51
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本 ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784152089748

感想・レビュー・書評

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  • 2024.02.23 図書館

  • じんわりと染みるように、自分の思考の外側を見てるような気持ちになりました
    ちょっとした歪み、ズレからその後ろ側には思ったよりも深い何かがあるような感覚
    不思議な行動の裏にも意味が悪んだよな、と改めて感じました

  • 関連リンクOver The Moonさんが紹介していた本。

  • 今より少し未来の話。

    恋愛相談にのるAIや、変わったペット、最先端の美容技術などが人間とつむぐ短編集。

  • 今までの同じ著者の作品と同じテイストの短編集。
    まだ発行されて10年経っていないけれど、近未来SFのはずなのに今でも割とありそうな話もありました。そして技術は進歩してもきっと人間の内面は変わらないんだろうな…と思ったり。

  • この人の作品が持つ雰囲気が好き(あるいはこの人の文体と言うべきか)。単純にハッピーエンドばかりではないけれど、どこか前向き。『言葉のない海』『笑い袋』が特によかった。そして、装丁も素敵だ。

  • 日常のSF。短編集。

    近未来が舞台。
    短編集でどの話も面白かったという珍しい本。
    「モモコの日記」と「笑い袋」が中でも一番好きだった。

  • かつて成田美名子や川原由美子が描いていたような、少女漫画SFのような匂い。

  • 「カフェ・コッぺリア」
    ★★★

    「モモコの日記」
    ★★
    「大人が考えてる子ども」役をこなすモモコ。コザカシイですね。むかつきました。

    「リラランラビラン」
    ★★
    あの人、ほんとにいい人だったんだ、と納得させてほしかったけど、消化不良。

    「エクステ効果」
    ★★★
    「持つ者」が「持たざる者」へ勘違い親切心を押しつける話かと思って凄くイライラしながら読んだ。勘違いは私でした。

    「言葉のない海」
    ★★★
    今の人工授精とは切り離せない問題なんじゃないでしょうか。

    「笑い袋」
    ★★★
    あー、こういう話は好きです。完璧に相手を理解するのは不可能だけど、そうするためには言葉って大事。

    「千鳥の道行」
    ★★
    ミステリーを書きたいのかなぁ。ミステリーは、あんまり、向いていない気がするんだけれども。

  • ちょっと未来のお話のちょっとせつない短編集。
    特に「言葉のない海」はもう少し科学が進んだらありえるんじゃないかと思うと
    ものすごく恐くて悲しくて、でもこんな関係はうらやましいとも。

    一編ずつの趣向が違っていて飽きずに一気に読んでしまった。
    ホントは毎日1話ずつ読むのにむいているのかも。

    それにしても…リラランラビラン欲しいなw

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著者プロフィール

1963年生まれ。SF作家。2015年、『放課後のプレアデス みなとの宇宙』のノベライズを上梓。他の著作に『おまかせハウスの人々』『プリズムの瞳』など。本作がはじめてのビジュアルブックとなる。

「2016年 『GEAR [ギア] Another Day 五色の輪舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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