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本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784152089922
感想・レビュー・書評
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ユートピアは実はディストピアでした系SFってそんな系統があるか知らんけども
なかなか面白かったです(そしてたぶん読んだことあるな)
まあやっぱり日本のSFを語りたかったら(まだ語りたいのか!)伊藤計劃さんは押さえておきたいよね
それにしても知らん間に「SFは取っつきにくくないとダメ」という閣議決定でもされてたんか!と思ってしまうほどの書き出し
世界の成り立ちを理解するのに物語の半分くらいかかってしまった
社会や文化、そこに住む人たちの常識みたいなんが腑に落ちて、やっと面白味が生まれてきて時間が流れ始まる感じ
そこまでは我慢が必要です、そして我慢には信頼が必要で考えてみるとSF好きってドMなのかも
痛みが喜びに変わるのは信頼関係だと何かで読んだ気がする
SFを読むって行為は作者と読者の高度な信頼関係の上に成り立つSMプレイなのかも
(どうしてもSM言いたかっただけのレビューやな) -
テーマ、設定が面白かった。
読んでて、ちょっと混乱&気になったのでメモ。
p.123 2行 ミァハ→キアン?
p.341 2行 キアン→ミァハ?
単純に間違いなのかな…。 -
世界観や設定が面白かった。
プライバシーが恥ずかしい言葉って面白い観点。 -
内容さておきマークアップの構成っていうのが画期的だった。
全部この方式で良いんじゃないかな?って思うぐらい -
誰もが幸福になる為、また平和な世界を築き上げて行くためにに自分の意思を失いそこに向かっていくことが果たして幸せと呼べるのか。大災禍の後の生府台頭により人々を細かく管理しレールを敷きそれぞれの役割を割り当てる。幸福とは何かを考える機会にもなったし人生のゴールとは何か考えさせられた。テクノロジーの発展著しい世界であり又、このコロナ禍に読むことで今後の世界の在り方の可能性の一つとして本書のような時代が来るかもしれないと思わされた。
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前作「虐殺器官」に比べてライトノベル色の強いイメージで敬遠していたが、とんだ見当違いだった。今作も凄惨なのに静謐、とことんハードボイルドな女性主人公もCOOL。生前に病床で執筆された作品とのことで、著者の死生観は巻末インタビュー以上に色濃く反映されている印象。つくづく早逝が惜しまれる。人間が【意思】を持つ以上、感情的な軋轢は回避出来ないが、意思の消失を以てして【幸福】は訪れるのか?ただ【調和】を維持する歯車として【生存】するだけの味気ない人生は想像するだけで酷く虚しい。装丁はシンプルな旧文庫版が好きです。
著者プロフィール
伊藤計劃の作品






治った???
そんな、まさか……_| ̄|○
諦めたらそこで試合終了ですよっ!!
い...
治った???
そんな、まさか……_| ̄|○
諦めたらそこで試合終了ですよっ!!
いつまでも居続けてホテルの主となる野望を捨てるんですか。
平熱なんぞに屈してはいけません。
さあっ!
体温計を脇に挟んで前後に擦るのです。
イチ、ニ、イチ、ニ……。
あら不思議。これで夢の高熱カムバックです。
さあっ!! さあっ!!!( ー`дー´)キリッ
そしてわいの復活を祝福するかのような大雪だわ!
土瓶許すまじ!(なんで?)
そしてわいの復活を祝福するかのような大雪だわ!
土瓶許すまじ!(なんで?)