少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 4801
レビュー : 835
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152089953

感想・レビュー・書評

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  • 女子高生が死について考える小説。
    俺も中学高校の時はよく死について考えていたから、少なからず共感を覚えた。もちろん、今は考えることはしていない。
    ただ、どうしても暗い話しで終わるのはちょっと好きなれない。
    最後の章を読まなければすっきり終えたんだけど、残念。

  • 湊かなえ
      早川書房 (2009/1)
      (ハヤカワ・ミステリワールド)

    独りよがりで多感な少女時代 そんな少女がこわいくらいうまく描かれています
    でも、登場人物がみごとに繋がっていく結末は みごとすぎて ちょっとついていけませんでした

    「告白」のあのゾワゾワ感もありませんでした
    ただやはりうまいです
    ずわわ~と引き込まれて読みました

    ≪ 少女らの 無知な残酷 深い傷 ≫

  • 因果応報。
    最後の最後まで楽しめました。

  • 主人公の女子高生たちの、死に対する意識の軽さを描くのがものすごくうまいなぁと。本文大部分で展開される出来事はあっさりしていただけに、ラストシーンで混乱して再読→あぁ、そういうことかと解る。それにしても、女子高生たちの恐ろしさよ…。イジメってそういうものなんだろうけどさ…。

  • 最後まで「因果応報」が軸になっているお話。
    湊さんの作品は「告白」しか読んだことがなかったから、予想よりもこの本が爽やかで驚いた。
    いろいろな伏線があって、最後の最後まで楽しめる。

  • 二人の視点で描かれているところがおもしろかった。
    ブラックな感じだった

  • 因果応報ですね。

  • 代わる代わる登場する、二人の少女。

    なんだかジメジメした話だなーとか思って読んでいたら、徐々に引きこまれて、最終的にはドバーっと読んでしまいました。

    伏線はどれも回収前に予測できる感じなのですが、書き方がうまいというか表現がうまいというか、おもわず何度も読み返して湊さんすごいなぁと思ってしまいました。

    因果応報のきっかけは誰がもたらすのか。
    悪意とは。
    死とは。
    ぐるぐると続く輪廻のように、この小説を読んじゃいました。

  • ずいぶん前に読んだので、あまり詳しくは覚えてないけど、自分は割とおもしろく読めた。

  • 敦子の、自分が一番不幸だと思い込んでいるところ
    おっさんみたいに、周りの目を気にし過ぎてしまうところ
    由紀のように、思っていることを素直に表現できないところ
    この作品はどの登場人物も自分に重なるところがあって、妙に感情移入してしまった。

    「周りの目がいちいち気になるかもしれません。それで焦って、失敗してしまうかもしれません。
    けれどこのままじゃ、どんどん自分を見失っていくだけじゃないですか。
    足元ばかり見てないで、もっと遠くを見てください」

    「暗闇の中、細いロープの上を落下しないことだけを考えながら足を踏み出すけれど、夜が明ければ、太い橋の上に置かれたロープの上を歩いていただけだったことに気づくはず。」

    つまりは、そういうことなんだ。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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