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本 ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784152090058
感想・レビュー・書評
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なんか高村薫さんの黄金を抱いて飛べ、とかリオウとかを彷彿とさせる冒険譚。普通の学生と阪神淡路大震災と密入国とヤクザ。極めて神戸らしい風景とにおいが感じられる大作でした。成人となった主人公の後日譚が読みたいがいかがですか。
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主人公は、足を失った元スプリンターと日本からタイへ逃げた元刑事とその友達。20年ぶりにタイから戻った事で、事件が再び動き出す。と言うかその裏で既に動いていた。
しかし何とも言えない不思議な小説だった。でも面白かった。 -
最後の嵐の中の航海は、無理しなくても良かったのでは。
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途中で、読むのを止めようかと思った。
半分近くまで読んでいたので、結局読了したが私には合わない作品だった。
20年前の事件が始まりだった。
海に投下した密輸品を引き上げる事件に関わる男たち。
20年後、事件の関係者の元婚約者が産んだ子供が偽造パスポートを使って来日する。
その子と知り合い交友を結んだ青年も、否応なく事件に巻き込まれていくのだが。
作者は何を書きたかったのだろうと思うほど散漫な作品だと感じた。 -
内容(「BOOK」データベースより)
阪神大震災で祐一は両親を亡くした。何かを亡くすのは初めてではない。超高校級スプリンターだった彼は二年前に事故で引退を余儀なくされた。走れない脚は亡いも同然だ。だが、ボート仲間のタイ人青年ドゥアンが殺されたことを契機に、凍った祐一の心に火がつく。背後に浮かぶ蛇頭と孤島に住む大物財界人の影。いつしか祐一は第二の脚となった船で大海原に走り出す!骨太で熱い青春海洋冒険サスペンス。 -
悪事に手を染めた結果
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読了。
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7
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著者の作風で破壊目的があったが、ちょっと作風を方向転換しようとしている感がある作品。
著者プロフィール
福田和代の作品





