ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

制作 : ヘレンハルメ 美穂  岩澤 雅利 
  • 早川書房 (2009年7月9日発売)
4.37
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  • 107レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152090485

作品紹介

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に陥ってしまった。現場に駆けつけたミカエルの手配で、リスベットとザラチェンコは病院に送られ、一命を取りとめる。だが、彼女の拉致を図っていた金髪の巨人ニーダマンは逃走してしまう。この事件は、公安警察の特別分析班の元班長グルベリに衝撃を与えた。特別分析班は、政府でも知る人の少ない秘密の組織で、ソ連のスパイだったザラチェンコの亡命を極秘裡に受け入れ、彼を匿ってきた。今回の事件がきっかけでそれが明るみに出れば、特別分析班は糾弾されることになるからだ。グルベリは班のメンバーを集め、秘密を守るための計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた…三部作の最終篇。

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上の感想・レビュー・書評

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  • 私(以後I):「今回は、【ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士】のレビューに当たり、ミカエル・ヴルムクヴィストさんに来て頂く事が出来ました。早速、お話を伺います。」
    ミカエル(以後M):「よろしくお願いします。」

    I:「早速ですが、
    【ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女】http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152089830は、孤島を舞台にした密室殺人的ミステリー、
    【ミレニアム2 火と戯れる女】http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152090197は、警察小説的ミステリーと言った感じでした。
    今回の【ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士】はスパイ小説的なミステリー、サスペンスと感じました。私の判断は間違っていますか?」

    M:「捉え方は色々あると思います。○○的ミステリーと言う説明は難しいと思います。」

    I:「確かに3部作を通し、色々な要素が巧妙に張りめぐらされ、とにかく引き込まれる。そう感じを受けました。」

    M:「私自身は、そこまで俯瞰的に事態を把握出来ていません。今回もまた、命を狙われる事になりましたので。」

    I:「この上巻では、サランデルが救出され病院に搬入。脳の手術を受ける所から始まります。物語は息つく暇もありません。読者は第2部を読み、その安堵と高揚が入り混じった気分を維持し、第3部に挑むでしょう。これは著者の意図ですか?」

    M:「私は著者ではありません。どう言った意図で2作目と3作目を分けたか正確には分かりません。ただ言える事は、これだけの作品を書く著者であれば、このような読者を喜ばせる手法も、簡単にやってのけるでしょう。」

    I:「なるほど。この上巻の前半、唯一私が退屈に感じた部分があります。エーヴェスト・グルベリが公安警察と“班”の過去について、回想するシーンです。物語を通して必要な事は分かっていますし、この部分があるが故に物語のリアリティが鮮明になる。分かってはいるんですが、正直退屈でした。」

    M:「それは残念です。恐らく読者の中では、ココがイイと思われる方も少なくないと思いますよ。」

    I:「そうだと思います。これだけの設定を構築し、作品として積み上げた事は驚きです。私は途中、フィクションと言う事を忘れていました。しかし物語が足踏みしている感じで、焦らされているようでした。」

    M:「そう思ったとすれば、それは更にこの物語に引き込まれた。そう言うことですね。それがスティーグ・ラーソンと言う男です。」

    I:「もう一つ、物語を面白くしている要因の一つとして、パソコン・携帯電話・PDA(携帯情報端末)を駆使している所だと思います。」
    I:「前作で、サランデルが天才的ハッカーと言う事実を読者は知っています。今回、容疑者として病室に隔離されている彼女の手に、彼女の最も得意とする武器「PDA」が渡った瞬間、多くの読者の心拍数が上がった事は疑うまでもありません。私はココでようやく、あなた(ミカエル)がイドリス・ギティに頼んだ事の意味に気が付きました。」

    M:「私がやろうとしていた事には多くの穴があった。それはリスベットのみが知ることで、彼女の助けが必要だった。そして彼女もやるべき事があった。ただそれだけです。」

    I:「すこし休憩しませんか?コーヒーとサンドイッチを準備しています。この物語の中では、ごく自然に多くのシーンでコーヒーとサンドイッチが登場します。巧みな情景描写のせいで、カップの湯気が見えるようでした。みなさん、よほどコーヒーがお好きなようだ。」

    M:「そうですね。下巻ではある登場人物が、コーヒーを飲み過ぎ勧められるコーヒーを断るシーンもありますから。」
    I:「では少し休憩してから、下巻のレビューに移ることにしましょう。」

    M:「下巻のレビューはどこですか?」

    I:「こちらになります。http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152090499


    ※今回、興奮し過ぎてレビューが長くなったため、あえて仮想のインタビュー形式でレビューを書きました。不愉快に思われた方、済みません。

  • もお~~~
    一気です
    この上ない

  • 班についての記述が複雑かつ長くて、何度も眠りそうになりましたが、そこがあってこそリスベットの不死身さと孤独さが際立ってました。 彼女の味方もだんだん増えていくのがうれしい。身動きが取れない中、命を狙ってる同士がすぐ近くにいるという状況に手に汗握ってしまいます。あと1冊で終わってしまうのが残念なような、早く読んでしまいたいような。

  • 宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、自らも瀕死の状態に陥った。
    だが、二人とも病院に送られ、一命を取りとめる。
    この事件は、ザラチェンコと深い関係を持つ闇の組織・公安警察特別分析班の存在と、その秘密活動が明るみに出る危険性をもたらした。
    危機感を募らせた元班長は班のメンバーを集め、秘密を守る計画を立案する。
    その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた。

  • 早く早く!

  • 「ミレニアム3」映画で観賞してから現作を読んだけれど、
    ストーリーを知っているはずなのに、純粋に新鮮な気持ちで読み勧めれて面白い。
    ミステリー部分もそうだけれど、何よりも、過酷な人生を歩んだリスベットが少しずつ、良い方向へ変わっていくそんな成長過程がとてもいい。

  • おもしろい。
    翻訳モノなのにストレスなく読める。
    話がどんどん大きくなっていくけど、作者が死んでしまったのが悔やまれる…

  • 上司に借りて。
    いつか購入して再読しよう、必ずしよう!と心に決めたシリーズ5巻目。

  • 2015年7月読了。★4つ

  • 3部作出して亡くなってしまうなんて(-_-;)

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