- Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152090485
作品紹介・あらすじ
宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に陥ってしまった。現場に駆けつけたミカエルの手配で、リスベットとザラチェンコは病院に送られ、一命を取りとめる。だが、彼女の拉致を図っていた金髪の巨人ニーダマンは逃走してしまう。この事件は、公安警察の特別分析班の元班長グルベリに衝撃を与えた。特別分析班は、政府でも知る人の少ない秘密の組織で、ソ連のスパイだったザラチェンコの亡命を極秘裡に受け入れ、彼を匿ってきた。今回の事件がきっかけでそれが明るみに出れば、特別分析班は糾弾されることになるからだ。グルベリは班のメンバーを集め、秘密を守るための計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた…三部作の最終篇。
感想・レビュー・書評
-
だんだん終わりに近づいている感じがする。
登場人物覚えるのが大変。みんなカタカナ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
-
2014/01/09
-
だいさん、読了後の勢いそのまま、長いレビューを書いた後、「こんなの誰も読みたくないな・・・」と思い直し、あえてこんな書き方にしました。目に留...だいさん、読了後の勢いそのまま、長いレビューを書いた後、「こんなの誰も読みたくないな・・・」と思い直し、あえてこんな書き方にしました。目に留めて頂き、ありがとうございます。2014/01/10
-
kickarmさん
こんにちは
読後の興奮のまま、勢いが伝わってきて、よいのはないですか!
読者をここまで奮い立たせる、著者にリス...kickarmさん
こんにちは
読後の興奮のまま、勢いが伝わってきて、よいのはないですか!
読者をここまで奮い立たせる、著者にリスペクト!!2014/01/13
-
-
一作目よりも二作目、二作目よりも三作目といった、回を追うごとにパワーアップしてくる内容の豊富さに圧倒された。三部作すべてを読了後、改めて気付くそのスケールの大きさ。完結しているシリーズものというのは、一作の評価もさることながら、トータルで作品全体を振り返れるわけで、その辺りが面白さであり醍醐味なのかなと思う。
本作品を簡単に説明すると、二作目の種明かしと決着。二作目ではほんの入り口だった謎の部分が大きく掘り下げられ、実はそこにもっと大きな陰謀が巣食っていましたよという展開。その陰謀を軸として伸びていく話の先には、本筋から脱線したエピソードもいくつかあるが、丁寧に書き込まれているので、寄り道したという感覚はなかった。
速い展開のせいで見落としそうになるが、作者の人種差別や極右主義と闘うジャーナリストとしての側面があちらこちらに見受けられる。特に女性に対する差別や暴力。同姓として複雑な思いで読み進めていたが、作中の彼女たちは頭脳や弁論を武器に闘いを挑む。その象徴が、ヒロインであるリスベットなのだろう。これだけインパクト大で特異なキャラをヒロインに据えているにも関わらず、脇役まで一貫して公平に書かれている部分に、私はすこぶる好印象を持った。
作者急逝により定かではないが、四作目のプランがあったとかないとか。
続きが刊行されれば無条件で読むだろう。しかし『ミレニアム』として考えた場合、本作品で完結するのが、内容的にもバランス的にもベストだと私は思う。すべてに決着がついたのだから、新たな火種をほじくり返すこともなかろうに。この作品に限っては、シリーズ特有のぐだぐだ感が目立ってほしくはないのだ。
ちなみに、本作品の自己評価は星よっつだが、シリーズ全体では満点評価である。 -
さあラスト
-
ミレニアムシリーズの第三弾。完全に前作からの続きで、主人公の女の子が病院に収容されている場面から物語が始まる。今回はテーマは、元スパイの亡命をめぐる国家の機密を含んだ壮大なもの。長い物語だが、緊張した展開が続く。
-
前巻の事後から、物語がはじまります
今回は前2巻よりは、展開が速そうです
新しいメンバーが、次々出てきます
敵味方が、ちょっと極端かな
そして、チーム戦の様相です
下巻へ -
面白い。下巻に突入。
-
とても面白い。ミレニアム3では法廷での戦いが面白い。次のページをくる間も惜しいほどである。作者が亡くなり第四部が読めないことが残念である。
-
もお~~~
一気です
この上ない