神の棘 1 (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 :
  • 早川書房
3.82
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  • (2)
本棚登録 : 348
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152090546

作品紹介・あらすじ

1935年、ドイツ。若く優秀な保安情報部員アルベルトは、党規に従い神を棄てた。そして上官のハイドリヒから、ヒトラー政権に反発する国内カトリック教会の摘発を命じられる。一方、アルベルトの幼馴染マティアスは、大恐慌で家族を失くし、修道士として静かに生活していた。道を分かたれたはずの二人が再び出会ったとき、友情と裏切りに満ちた相克のドラマが幕を開ける。全二巻連続刊行の歴史ロマン大作。

感想・レビュー・書評

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  • 感想は2巻で。

  • 2011年8月24日〜8月26日

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      文庫化を待ってます・・・
      文庫化を待ってます・・・
      2012/04/03
  • ナチス政権下のドイツを舞台に繰り広げられる歴史ロマンである。紹介から引用させてもらえれば、
    『1935年、ドイツ。若く優秀な保安情報部員アルベルトは、党規に従い神を棄てた。そして上官のハイドリヒから、ヒトラー政権に反発する国内カトリック教会の摘発を命じられる。一方、アルベルトの幼馴染マティアスは、大恐慌で家族を失くし、修道士として静かに生活していた。道を分かたれた二人が再び出会ったとき、友情と裏切りに満ちた相克のドラマが幕を開ける』

    敗戦後屈辱的な不条理条約を結ばれたドイツは、ヒトラーの台頭によって返り咲く。一方で政府と教会の対立やユダヤ人の迫害、ゲシュタポや政府による異分子の排除などドイツにとっては後世に渡って歴史に刻みこまれた惨憺たる悲劇が相なす時代であろう。

    余談だが、私はアルベルトの方により感情移入させられた。彼の目的とは何か。次巻が楽しみである。

  • ナチス政権下のドイツを舞台にした歴史ロマン。カトリック弾圧を題材にエリート将校と修道士、幼なじみふたりの友情と裏切りが、重厚かつ繊細な文体でサスペンスフルに描かれる。かいまみえる神、信仰といった深刻なテーマも興味深い。
    さらなる激動を予感させつつ1巻終了。いざ2巻へ。

  • おいおいおいおい気になるよぉぉぉ

  • 図書館で。
    着地点はどこなんだろう。ぐいぐい読ませてくれるけど、不快になるくらい基本的な変換ミス、主要人物の記載ミスが多い。校正したの?

  • 初読の作家さん。1935年ナチス台頭下のドイツ。ss保安情報員アルベルトとカトリック修道士マティアスを主軸に進むストーリー。この時代の話にしては凄く読みやすくてしかも面白い!しかもこんなところで終わるのか1巻は!続きが気になって眠れないわ。タイトルも秀逸。なんとなく結末が予測できるような…。

  • 最後になってやっと面白くなってきた。
    興味ある内容の割には登場人物が生きてこないあたり「帝冠の恋」に通じるかな・・・。

    しかし、フィクションとは言え、当時の人たちはそれほど強い信念をもってSSやらSDやらに入っていなかったのか・・・と。お給料やら何やらを鑑みて入っていたりしたのか・・・と。それなのにあんなにひどいことができてしまう人間って一体全体どういう生き物なんだろう。

  • とても面白かったし、続きが気になるところで一巻が終わるので、手元に二巻を用意して読むといい。

    嵐の日のテオの言葉、亡命した少女の言葉が印象的。
    本が始まりすぐに裏切られる。

  • ほかの方のレビューの通り誤植が多いですが、表紙はこちらの方が本の雰囲気とよりマッチしていると思います。アルベルトに肩入れして読んでいたので、マティアスがどんな行動をとってくるのかハラハラしながら読みました。

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著者プロフィール

須賀しのぶ(すが・しのぶ)
1972年11月生まれ。埼玉県出身、上智大学文学部史学科卒。
1994年『惑星童話』」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞し1995年デビュー。2010年『神の棘』で第13回大藪春彦賞候補。2012年『芙蓉千里』三部作によって第12回センス・オブ・ジェンダー大賞受賞。2015年『革命前夜』第18回大藪春彦賞受賞、第37回吉川英治文学新人賞候補。2017年、『また、桜の国で』で第156回直木賞候補、第4回高校生直木賞受賞。同年、『夏の祈りは』で「本の雑誌が選ぶ2017年度文庫ベストテン」1位、「2017オリジナル文庫大賞」受賞。
第100回高校野球記念大会が開催されるメモリアルイヤーの2018年、『夏空白花』が刊行された。

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