霊峰の門

  • 早川書房 (2009年8月26日発売)
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感想 : 4
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  • 本 ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152090638

感想・レビュー・書評

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  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】913.6/T【資料ID】91091578

  • 作家デビュー30周年というのと輪廻転生の話というので購入したが・・
    戦乱の話自体は面白かったのだけれども・・・
    最後はそんなんで終わっちゃうの?

  • 表紙絵の雰囲気と、輪廻転生ものというあたりに
    惹かれてなんとなく買った本。
    読み進めるのが思いの外大変でした。

    話は奈良時代~幕末にかけて、朝家の尸者として死ぬことを
    運命づけられた佐提比古とその恋人、更に彼らの敵が
    輪廻転生を繰り返してゆく、という内容。
    前半は割とすぐ死んで、また生まれて、記憶取り戻して死んで、
    と続き、後半は今までに生きてきたあらゆる人格を
    所有してしまっている少女・楓が広足を完全に滅ぼすまでの話。

    世界観や筋書きだけなら面白そうなんだけど、
    どうもヤマがない。
    最後の方でいろんな人格の助けを得て広足を倒そう、という
    段階になって、やっと盛り上がるのかと思ったら、
    どうも手順が長々と書かれて間延びしている…
    あと、前半は佐提比古とその恋人の結びつきに焦点が
    置かれているのだけど、何百年も転生してまでまた結ばれよう
    としてるのに、結局肉体関係に終始するの?というかんじで……

    全体的にイマイチでした。

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著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞。主な著作に「航空宇宙軍史」シリーズ、「覇者の戦塵」シリーズ、『白き嶺の男』などがある。

「2019年 『硫黄島航空戦線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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