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- 本 ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152090638
感想・レビュー・書評
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【配置場所】特集コーナー【請求記号】913.6/T【資料ID】91091578
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作家デビュー30周年というのと輪廻転生の話というので購入したが・・
戦乱の話自体は面白かったのだけれども・・・
最後はそんなんで終わっちゃうの? -
表紙絵の雰囲気と、輪廻転生ものというあたりに
惹かれてなんとなく買った本。
読み進めるのが思いの外大変でした。
話は奈良時代~幕末にかけて、朝家の尸者として死ぬことを
運命づけられた佐提比古とその恋人、更に彼らの敵が
輪廻転生を繰り返してゆく、という内容。
前半は割とすぐ死んで、また生まれて、記憶取り戻して死んで、
と続き、後半は今までに生きてきたあらゆる人格を
所有してしまっている少女・楓が広足を完全に滅ぼすまでの話。
世界観や筋書きだけなら面白そうなんだけど、
どうもヤマがない。
最後の方でいろんな人格の助けを得て広足を倒そう、という
段階になって、やっと盛り上がるのかと思ったら、
どうも手順が長々と書かれて間延びしている…
あと、前半は佐提比古とその恋人の結びつきに焦点が
置かれているのだけど、何百年も転生してまでまた結ばれよう
としてるのに、結局肉体関係に終始するの?というかんじで……
全体的にイマイチでした。
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