ポジティヴシンキングの末裔 (想像力の文学)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 168
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152090829

作品紹介・あらすじ

まったくもって毛深い体質ではなかったはずなのに、ある朝、純一郎が目覚めると、手足が自らの陰毛によって緊縛されていた…(「ラビアコントロール」)。枕に額を預けて目をつむった。眠りの底なし沼に沈みそうになる。このまま性器をまさぐり出せば俺はマスターベーションを避けられないだろう…(「糧」)。不可思議な官能のスパイスがまぶされた約30篇が競演する初作品集。

感想・レビュー・書評

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  • 3/15「本屋の店主が本を売りに。」(青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント)|書肆侃侃房 web侃づめ
    https://note.com/kankanbou_e/n/ne70799616cba?rt=email&sub_rt=daily_report_followee_notes

    木下古栗さん『ポジティヴシンキングの末裔』、青山ブックセンター本店限定復刊|山下優
    https://note.com/yamayu77/n/na1d7556e9d0f

    【特典付き】当店限定復刊 木下古栗『ポジティヴシンキングの末裔』 – 青山ブックセンター本店
    https://aoyamabc.jp/products/positive-thinking-b

    テクニシャンなデストロイヤー 豊﨑由美|講談社 群像 公式サイト
    https://gunzou.kodansha.co.jp/27916/31468.html

    小説家・木下古栗がUOMOで連載! 【珍フルエンサー栗美】第13回 珍とは何か? | CULTURE | UOMO | WEB UOMO
    https://www.webuomo.jp/culture/262036/?cx_elements=post_serieslist

    木下古栗『ポジティヴシンキングの末裔』青山ブックセンター本店様で限定復刊・好評発売中!|Hayakawa Books & Magazines(β)
    https://www.hayakawabooks.com/n/n265beb248c63

    ポジティヴシンキングの末裔 木下 古栗(著/文) - 早川書房 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784152090829

  • 素晴らしすぎる。面白すぎる。絶対一般受けはしないだろうが。馬鹿なのに緻密でかっこいい。かなり笑った。
    うんこ我慢する描写をあそこまで執拗に展開できるなんて!

    「選挙運動廃絶運動」「この冬……一人じゃない」「虎と戦いたい」「清潔感のある猥談」がすごく良かった。特に「この冬……一人じゃない」がツボ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「想像力の文学」のシリーズって1冊も読んでいないのですが、コレは特に濃そうですね!
      「想像力の文学」のシリーズって1冊も読んでいないのですが、コレは特に濃そうですね!
      2012/10/15
    • 美希さん
      >nyancomaruさん☆

      これ、すごいですよ!このシリーズよさそうですね。平山瑞穂も書いているみたいで、好きなのでそれも読んでみたいと...
      >nyancomaruさん☆

      これ、すごいですよ!このシリーズよさそうですね。平山瑞穂も書いているみたいで、好きなのでそれも読んでみたいと思います。津原泰水の「バレエ・メカニック」は文庫化されたみたいなんで、これも文庫化してほしいです。
      2012/10/15
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「津原泰水の「バレエ・メカニック」は」
      フェルナン・レジェが撮った、同名の実験映画を思い出してしまうのですが、表紙に四谷シモンの人形を使うあ...
      「津原泰水の「バレエ・メカニック」は」
      フェルナン・レジェが撮った、同名の実験映画を思い出してしまうのですが、表紙に四谷シモンの人形を使うあたり、作者(編集者)も意識してるのかな?と密かに思っています。。。
      「これ、すごいですよ!」
      読みたくなるじゃありませんか、、、(なかなか読めないので禁句にしなきゃ。と思っているけど、止められない猫でした)
      2012/10/19
  • そそり立つモノやら◯んちは自我だろうか。自意識過剰な現代の、はみ出たおかしな人々を執拗に書き連ねる。暑苦しい出来事ばかりだけどドライな視点でばらばらに見える短篇も最後はまとまりを見せる高い視点もある。デビューでよくここまで書いて、また出版したなと思うw「この冬…ひとりじゃない」が酷くて忘れられない。コンビニ店員よ…。ううっ。

  • ソローキンの『愛』を稲中卓球部風味にして筋肉をパンパンにしたような、とても身体的な短編集。ストーリーではなくて、なんだかしらないけどパンパンにみなぎっている文体を楽しむ本。

    改行が全然なくて読みづらいかと思いきや、目だけで読むんじゃなくて、頭の中で音読すると、質量ともども過剰過ぎる可笑しさがある。でも、股間に下げてるものがある人たちのほうがより面白く読めるんだろうと思う。つまりバカ男子系文芸。「しょうがねえな!」って笑って読むべし。

  • 話の筋は予想もつかない方向にどんどん展開し(ストーリー自体は重要ではない)、エロもグロもひっくるめて細部を異様な筆力で書きつらねていく。どの短編も数ページから多くても20ページ程度だが、文字が小さく改行も少ないので、1ページに文字が詰まっていて、迷路をさまよっている感覚になる。シュールでぶっ飛びすぎて、呆気にとられて笑ってしまう。とんでもない短編集。

  • 今まで読んだことのない本でした。

    読みながらパニックになる。

    20243ダ・ヴィンチ、4人のブックウォチャー掲載 評者:山下優

  • だいぶ前に読んだはずなのに読んだ本に追加していなかった……感想はもうブログのほうに細かく書いたのでそちらを参照のこと。陰毛が絡まったりする不条理で下品な世界、これがBUNGAKUだ!!
    http://ada-bana.hatenablog.com/entry/2015/10/26/135056

  • 木下古栗は世界を転覆させる。なにげない改行の顔して、次の瞬間日常から逸脱。おそろしい子。
    友だちに勧めたいけど、とうとうあいつもアレだなって思われるよなきっと…でも「虎と戦いたい」くらいなら…

  •  処女短編集、というのに30篇収録でしかも殆どが書き下ろし。書きすぎというか、書かせすぎでしょう。
     描写を引き伸ばしたりいきなり折ったりすることで徹底的に悪ふざけしてしかもその悪ふざけが生半可じゃないところに魅力を感じたりもする作家で、難しいこと抜きにしたら大真面目に馬鹿をやるということでそれはそれですごいことだと思いますが、どうしても作品の質が追いついてなくって。30篇というボリュームも問題ですがなんだか安定しない。筆が荒れてるでしょ、という感じでまくりで、序盤の数編は面白く読んだし、幾つか手を叩くほどの傑作もあったけれど全体としてはだれたって印象が強い。面白いはずなのに面白くないな……っていうのはあんまり味わいたくないがっかり感だからもうちょっと優しくして欲しかったです。読者にも作者にも。

  • 文学

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著者プロフィール

1981年生まれ。著書に『ポジティヴシンキングの末裔』、『グローバライズ』、『生成不純文学』、『人間界の諸相』など。

「2020年 『サピエンス前戯 長編小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木下古栗の作品

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