職場をしあわせにするウブントゥ――アフリカの知恵がもたらす、信頼と感謝のチームワーキング
- 早川書房 (2010年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091345
作品紹介・あらすじ
仕事も人間関係も、必ずうまくいく-心に"ウブントゥ"を持ちさえすれば。南アフリカにつたわる、どんな相手ともベストな関係をつくる智恵"ウブントゥ"。この奇跡の処方箋で劇的に立ち直った、"クビ寸前"部長とダメダメ部門の感動の再生物語。
感想・レビュー・書評
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UBUNTU!
タイトルに惹かれて購入。
内容はアメリカによくあるようなある種のメンタル啓蒙本。
気づきがあって、学びがあって、実践して、良くなりましたって感じ。
ちょっと薄っぺらい感じがしました。
UBUNTU!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事をやる上で忘れてはいけない部分の再認識をできた本。
人によって好き嫌いが別れる本かもしれません。
物語形式でこの話の重要な部分が書き出してある、そういうカタチのものになっています。
押し付けのない読みやすい本です。
学生の頃に実践できていたら、もう少し社会人になってからも上手く立ち回れたんじゃないかと思わせてくれる本でした。
ウブントゥ、こういう考え方は必要だと思います。 -
職場であれ家庭であれ、人は人。
同じ職場で働いていれば、職種は違っていても、お互いに尊重しあうべきだ。
話の出来は確かに悪いが、伝えたいことは理解できる。
本の内容ではないが、私自身、学生時代のビル清掃のアルバイトでこんな体験をした。
派遣先のビルで、挨拶をかわしてくれる人がたくさんいる職場と、無視して通り過ぎる会社とに分かれていた。働いている人の目の輝きが、両社で明らかに違っていたのはとても印象的だった。 -
ウブントゥとはアフリカの哲学。
古今東西、偉人も現代の優秀な経営者唱える「利他の精神」
相手を認めること
相手の為に行動する事
幸せになる、成功者になる為には必要な哲学。
人生の中で一番時間を費やす職場でこの哲学を活かし、
幸せで少しでも良い仕事ができればと思う。 -
ウブントゥは素晴らしいが、物語が下手すぎる。
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当事者意識、関心、信頼。
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『フィッシュ!』シリーズのスティーヴン・C・ランディンによる新たな職場環境改善書。
アフリカの互助(他助?)思想「ウブントゥ」をキーに、職場の人間関係の再構築を小説仕立てで提案した。
職場再生物語って好きなんだけど、残念なことに、ウブントゥ的思想は日本の職場ではごく普通に存在している(と思いたい)ので、『フィッシュ!』ほどのダイナミックさが感じられない。
ストーリーも職場の懸賞論文(?)で優秀だからって、上司とアフリカ旅行と突拍子もなく、ウブントゥによる職場の変化も感想だけで具体例が乏しい。
ウブントゥという地味で裏方的なキーワードなので、小説の内容も地味だったのは、しょうがなかったのかな。