トッカン 特別国税徴収官

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  • 早川書房 (2010年6月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784152091376

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

税務署の内部や特別国税徴収官の仕事について学びながら、物語を楽しむことができる作品です。ストーリーは、主人公グー子の成長や彼女と鏡特官との関係性の展開に焦点を当てており、読者を引き込む要素が満載です。...

感想・レビュー・書評

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  • 350ページ
    1600円
    5月8日〜5月13日

    税務署のことやトッカンと呼ばれる仕事のことを学べた。税務署内部の大学のことやエリートコースなどのことはよくわからなくても、一つ一つの話は楽しめるものだった。グー子の成長や鏡特官とのこれからも楽しみになるものだった。

  • 前に テレビドラマで見たような。

    もちろん 探しました。

    ありました。

    井上真央主演で。

    本が先か ドラマが先か。

    やはり 本が 先でしょう。

    いっきに 読んでしまいました。

    キーポイントは 「なんで 私を選んだか」ですね。

    数年後に読む楽しみは

    続編が すでに 出ていることです。

    もちろん 後編も読ませていただきます。

  • 面白かったけど人間関係の説明が多すぎる気がしますね。
    その分で重く感じますね。
    設定は面白いです。
    だからシリーズが続くのかな。

  • 実は、この本の前に読んだ『若者を見殺しにする国』がヨ過ぎて
    暑苦しいレビューを書いて燃え尽き、本を読むテンションが上がらず・・・
    だらだらと読み始めました。
    作品の質では無く、単なる私のテンションの問題。
    ほら、本って気分によって『感じ方』が変わるから。特に文芸作品はね。


    でも。
    この作品はトッカン(特別国税徴収官)である主人公・ぐー子(25歳)が上司に揉まれ、
    滞納者に揉まれて成長していくストーリーなんだけど、『若者を見殺しにする国』を読んだ後にこの作品を読むと、腹の底に堪えるセリフが出てくる。


    「公務員ってたいがいそうだよねえ。ホントの厳しさを知らないくせに、
    自分たちがどんなに守られているか知らないくせに、
    さも自分たちは被害者だって顔してる。
    そのくせ民間に対してはチョー上から目線なの」


    このセリフを被害妄想とか言いがかりだとかは、『若者を見殺しにする国』を読んだ後の私には言えん。
    実際、似たようなセリフを言動が目に余る地方公務員に言った事があるけれど、「だって、公務員試験頑張ったもん」と返された…
    おっと、公務員批判に突入しそうになったので、話をレビューに戻す。


    傷付いて、歯を食いしばって、立ち上がって、コケて、また立上がる。
    ぐー子の逞しさは、ぐー子の上司・鏡が言った『ぐー子の長所』に答えがある。
    これは実際に読んで、感動して欲しいポイントの一つ!


    ぐー子達トッカンは、内偵だの差し押さえだのして、「国の取り立て屋」と呼ばれている世間の嫌われ者。
    その差し押さえっぷりが、冒頭から強烈に描かれている。このイントロは読まざるを得ない!
    国税局は警察よりも強い捜査が出来るというのを知らなくて、私はとても驚いた。サラリーマンばかりやってきた私の所得に関する税金は給料天引きだったから。
    この作品には、こういった知識も盛り沢山に組み込まれている。


    ぐー子を始め、登場人物のキャラもいい!
    『怒れるハスキー犬』鏡。
    『夜の担当』木綿子さん。
    『ロールケーキマニア』の金子も面白いよな~
    この、ちょっとヘンな普通の人達、のバランス感覚がいい!


    物凄~く読みやすいので、ノリと勢いでサクサク読んで、ぐー子と一緒に泣いて怒って笑って!
    私も続編を読みます~

  • 今秋は…、くしくも…税金がらみのドラマ
    (「黄金の豚」「ナサケの女」、どちらも…主演は…涼子さん…)が、
    複数…放送されていますが…、

    本作品は…、めずらしく…税務署…を舞台にした経済小説です…。

    経済小説は…、トップエリートを主人公にしたお話…が多いですが…、
    本作品の主人公は…、末端の新米徴収官…の、女の子…。
    ボク的には…、現実感があって…好きなシチュエーション…です…。

    意外と…、お話は…しっかりと組み立てられていますし…、
    税金のこと…、税務署のこと…も、よくわかります…。
    面白かったです…。

  • 久しぶりに面白いと思える本。とにかく、読みやすい。流れるようなテンポにページをめくるスピードが加速する。

  • 2023/12/11

    p104
    ヒールの靴は苦手だ。足幅が広いからだ。だけど、ヒールの太い靴が、女としてみっともないことぐらいわかっている。

    このセリフを高殿円が書いているのが辛い。
    後半の回収がすごかった。自分の父を地獄に落とした仕事になっている。確かに受からんかったらそうするしかないけど。
    高卒を馬鹿にするのはあとで反省させるためにしても好きではない。
    私は親子の話に弱いのかもしれない。和菓子を扱うから綺麗だったお父さんの手が荒れているのが殴られたときに分かってしまったことも、高級菓子を売っていたお父さんが安さを売りにするお菓子を売っていたのも、お父さんが携帯の電話番号を教えるために和菓子を送ってきたこともめっちゃ泣ける。
    これ辛すぎて2巻読めへんかもしれん。
    高級なものを扱う人の話なのは上流階級と同じやなと思った。
    最後、化粧の話してたのは…彼女ポジション的な???知らん…

  • 2010年刊。徴収官が中心に据えられた小説は初めて読んだ。符牒も面白い。ああ、こういう設定だと、こんな物語が書けるんだなぁと、面白く読ませて頂きました。

  • 仕事について、色々思った。

    1.思い返してみれば、自分はここまで素の感情を出して仕事をしたことがない。
     対人じゃなく対データの仕事だということを隠れ蓑にしていたのかも。
     とは言え、別に出したい本音があるわけではないし、仕事に命や人生を掛けるつもりもない。
     ちなみに、同僚がこんなに感情丸出しだと、相手をするのが面倒臭い上に、仕事が進まないだろうなぁ。
     でも、クライアントなら歓迎。

    2.恋愛ネタは書き手のチープな意図が透けている。
     恋愛(人間関係)を薄っぺらく描いてしまった点が残念。
     人生は仕事だけじゃないと思っている立場としては、自分の思いと合致しない。
     逆に、仕事に情熱を傾けている人から見ても、次の通り矛盾がある。
    より多くの読者を薄く広く捕まえる為の仕掛けである恋愛(人間関係)要素の薄っぺらさ、下らなさは、この本が訴えかける仕事への熱い姿勢とは真逆。
    つまり、片手落ち。惜しい。

  • 高殿円さん著のお仕事小説。

    トッカン(特官)とは税金滞納案件のうち、特に金額が大きかったり、難しい件を担当する役目の人のことを言うらしいです。

    そのトッカン付きの新人徴収官の女の子のどたばたと成長の物語。

    厳しい仕事ゆえ、トッカンには人を見抜く目が養われるようで、服の値段、化粧品の値段、整形にいくらかけているかとか見抜かれちゃってかなわん。判る人には判るのね。

  • お金は人を殺す
    1番大勢を殺す

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/743420

  • 税徴収官の鈴宮深樹、通称ぐーこ。
    徴収官とは、税金を取り立てる仕事。
    差し押さえして、滞納してた税金を回収する。
    なぜは脱税するのか、滞納するのか…。お金なくてどうしようもないならまだしも、あるなら払えばいいじゃん、払うべきでしょ。と思ってるぐーこ。

    そんなぐーこが、いろんな人に出会って、仕事の意義をとらえ直す話。
    自分のしている仕事に迷ったら、これを読むべきだと思う。ドラマチックなことは人生においておきないけど、でも、小さなキッカケはあちこちに落ちていて、それに気づければ多分かわれるんだよね。

  • ドタバタ感は好みが分かれそうだけど、「上から目線」や自分に鎧に気付いて、人生や仕事の深さを知る入り口に立たせてくれる展開は読み応えあるです。

  • audibleで聴いた。
    ナレーターの池澤春菜さんが素敵でした。アニメを見ているかのように語られていました。
    登場人物はドジでお茶目な女性国税徴収官。池澤さんの語りで漫画チックに感じてしまったが実は優秀なんです。
    様々な困難に立ち向かいながら事態を収めるのはお見事。引き続き「聴き」たいです。

  • 面白かった

  • 仕事のやりがいを感じられる作品。
    わたしは今年から社会人です。仕事を頑張っていても嫌だと思う時もあるし、やりたくないと思うこともある。
    それでも、頑張って仕事をやることが大切なんだなと改めて感じました。
    面白かったので、Audible版も読んでみたいなと思います。

  • 一気に読んだー!!国税庁の仕事のこともよくわかったが、ゼミの先生の言葉も、夜の女にまつわる一連の事件も、滞納者を救う法律があることも、特官の過去も、ぐー子の家族問題もどれもほろっとくる内容だった。

  • 税金滞納者から問答無用で、私財を差し押さえる冷血無比なトッカン・鏡雅愛と、そのトッカン付になった若手徴収官・鈴宮深樹のドタバタで、ハートフルな物語。

    特別国税徴収官「トッカン」は滞納者のなかでも、特に悪質な事案を担当する徴収官。

    鈴宮は滞納者にぬか漬けを投げつけられたり、自分の弱点を指摘されながらも、ペットまで差し押さえるような鏡特官から毒を吐き付けられながら、徴収官として成長していく。

    2人のやりとりがとても面白く、コメディのまま終わるかと思いきや、鈴宮の内面的な成長など、人物描写も深く掘り下げていて、読み応えも充分。

    税務署の仕組みや脱税の手口なども分かり、知識補充にオススメな1冊。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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