リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 倒れゆくウォール街の巨人
- 早川書房 (2010年7月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091444
作品紹介・あらすじ
次々と倒れる巨大金融機関。ポールソン、バーナンキ、ガイトナー、バフェット、そして巨万の富を稼ぐエリートCEOたちは何を考え、いかに行動したか?2009年800‐CEO‐READビジネス書大賞受賞、「フィナンシャル・タイムズ」「エコノミスト」両紙の2009年ベスト・ビジネスブック。
感想・レビュー・書評
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後半の怒涛のような展開は小説のようで引き込まれた。
特に市場救済に舵を切ってからの議会とのやり取りは面白かった。
上巻の時とは立場がガラッと変わって追い込まれるCEO、議会の抵抗に合う当局、刻々と悪化する市場。世界大恐慌が目前に迫る。
三菱はかっこ良かったが、なぜあんな時にリスクを取ったのか、あの取引で利益が出たのか気になる。
リーマンだけ見捨てられてファルドが可哀想だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読む時間より調べる時間の方が多かった。
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2019年10月23日読了
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この本は、出来る限りの情報収集で金曜破綻時の生々しい駆け引きをいろんな立場の人間の観点で書いてあるのが、新しいとともに引き込まれます。
米国でベストセラーに半年以上君臨していたのは頷ける -
Library
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下手な小説よりもおもしろい。
今度英語版を読む予定。
リーマンショックの内幕本の決定版 -
140426 中央図書館
グレゴリーとエリン・キャランの関係は、笹井さんと小保方さんのようだな。 -
上巻と一緒に六本木一丁目の書店で購入して、一気に読んだ。あの書店の棚、いいセンスしてたな。
リーマンが崩壊し、激震が走っていた時期の金融街が緻密に描写されていて、まるで映画を見ているようだった。
こんな本がまた出版されないかなー。 -
Too Big to Fail:
The Inside of Story of How Wall Street and Washington Fought to Save the Financial System from Crisis - and Themselves ―
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/119224.html