マルジナリアの妙薬

  • 早川書房 (2010年7月23日発売)
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本 ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784152091468

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  • マルジナリアの妙薬 ( )

  • "物語"についての小説。

    物語には、願いや祈りが込められている。

  • 個人的に今注目している作家の一人。

    短編集なので読みやすいですが、そう思って読んでいると物語に呪縛されるぞ。

  • イエスの教えは、皮肉にも世界中で戦争を引き起こす。帝国の分裂、民の苦しみ、蒸気機関と植民地、新型爆弾、テロと戦争、大国はとうとう中東に派遣。大混乱、すべての希望が失われたと思われた。

    列車は黒々とした煙と轟音をまき散らしながら、夜の闇を切り裂き、その他あらゆる人間的な騒音を消しさるのだった。

    ひとつだけ確実なのは、儲かっているあいだ続くのがセカイで、いつまでも終わらないのが世界だってことだ。

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著者プロフィール

【新城カズマ・作】  生年不詳。作家、架空言語設計家。1991年『蓬莱[ほうらい]学園の初恋!』(富士見書房)でデビュー。『サマー/タイム/トラベラー』(全2巻、早川書房)で第37回星雲賞受賞。現在、大河歴史ロマン〈島津戦記[しまづせんき]/玩物双紙[がんぶつぞうし]〉を鋭意刊行準備中。

「2013年 『ドラゴン株式会社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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