リトル・シスター

制作 : Raymond Chandler  村上 春樹 
  • 早川書房
3.43
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本棚登録 : 422
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152091789

作品紹介・あらすじ

「あなたはとことん見下げ果てた人間です」私は二十ドルぶんの通貨を、デスクの向こう側に少し押し出した。「君は二十ドルぶん、彼のことを案じていた。しかし何を案じているのか、もうひとつよくわからない」行方不明の兄オリンを探してほしい-私立探偵フィリップ・マーロウの事務所を訪れたオーファメイと名乗る若い娘は、20ドルを握りしめてこう言った。いわくありげな態度に惹かれて依頼を引き受けることとなったマーロウ。しかし、調査を開始した彼の行く先々で、アイスピックでひと刺しされた死体が!謎が謎を呼ぶ殺人事件は、やがてマーロウを欲望渦巻くハリウッドの裏通りへと誘う…。村上春樹が「愛おしい」作品と呼び、翻訳を熱望した『かわいい女』、ついに半世紀ぶりの新訳なる。

感想・レビュー・書評

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  • フィリップ・マーロウの長編シリーズでは5作目にあたる本作、訳者の村上春樹氏にとっては特に愛着のある1冊だそうです。

    行方知れずになった兄の消息を探してほしいという依頼を受けたマーロウ。
    この依頼人の女性・オーファメイが出てくるたびに、私は不安になってばかりなのでした。
    会話やふるまいがまったく予想できず、ハラハラしすぎて最終的に彼女に対して不愉快にも近い気持ちを抱いていた、というのが本音です。
    村上春樹氏は彼女の存在ゆえに、本書を「愛おしい」作品と言いますが、初めて読んだ私はまだその魅力がわかりませんでした…マーロウシリーズを全部読み終えてからもう一度読んでみたら何か違った印象を受けるのかも。

    マーロウとカードを手にした警官との会話が最高にクール!
    この部分だけ何度も読み返しましたが、何度目でもしびれてしまいます。

  • 何度も眠くなり、中断しては戻って読み直してを繰り返し、読むのに丸2年も掛かってしまったが、話の筋はやっぱりよくわからなかった。

  • 最初はあの独特の会話のリズムに慣れなくて、サクサク読めなかった。
    慣れてくるのにつれて話の糸もほつれて行ったので、気にならなくはなったけれども。
    話はまあまあ、どちらかと言えば「ロング・グッドバイ」の方が好き。

  • 出てくる女の人がひどい
    お話としてもイマイチで

  • 前半はもの凄く良かったのに、中盤以降急速にトーンダウン…。
    誰が誰を殺し、誰と誰がグルなのかも私の乏しい頭の中だけでは整理しきれていない。
    ただそれらも含め、訳者のあとがきを読んで非常に納得。

    ※本筋はそのままで、説明不足や???なところを村上さんが大胆に構成し直したリメイク版みたいなモノがあれば是非読んでみたい。

  • 挫折、私には合わなかった。

  • オーファメイクエストがリーラと同一人物なのかと一瞬思った。最後まで誰が誰を殺したか不明!極めて複雑で難しかったけれどおもしろかった。

  • 謎解きなど全く考えずに、人間関係もほぼ考えずに(時々人物表を見たりもしたけれど)読んだ。そこにある表現を楽しむ、と思えば、すごく楽しい一冊だと思う。
    元々、推理ものは好きではないし。

    それにしても、これが書かれてから70年が経っているのに本当に「かっこいい男性」像として、チャンドラーが考えたものと私が感じるものとそう遠くに外れていないのが興味深い。

    いつも、マーロウはすごく素敵。

  • レイモンド・チャンドラーの、というか村上春樹訳の。ミステリーだが謎解き部分は後書にも書いてあるように良く分からない。空中戦のような会話と直喩(「のような」)の多用は村上が好んで訳した本らしいと思った。

  • 私立探偵マーロウシリーズ。
    村上春樹訳。

    人が多くでてきて、関係も複雑で読み解くのに骨が折れた。
    けれど完璧に読み解けているわけではないという。

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