ワニの黄色い目(下)

  • 早川書房
4.03
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本棚登録 : 137
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152092519

作品紹介・あらすじ

美貌の姉イリスのゴーストライターとして、小説を書きはじめたジョー。しかし、物語をつづっていく作業は、思いもよらぬ喜びをもたらした。そして完成した小説は、空前絶後のベストセラーに。娘との喧嘩、別居中の夫の動向、親友とのいさかい、気になる男性とのすれちがい-悩みはつきないジョーだが、それでも勇気をもって、自分なりの道を歩みはじめる。フランスでシリーズ累計400万部突破。元気が出るエンターテインメント大作。

感想・レビュー・書評

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  • 全体的にロマンス全開なので時々息苦しくなってくる。血とか刃物が出てこないと。まあ旦那がワニに食われたし、よしとするか。実は図書館の棚にあったのはシリーズの3、4で数年前に読んでいて、確か旦那は生きてた気がする。多分この本の読者はほぼ女性のみと思うけど、男性の書き方が酷いな。女性も含め極端な人物設定により、人物が混乱することはない。1、2と読んで、性格悪い狡い怠け者の人間達が全員転落してしまった。ということはもうネタが無くなってしまったということか?んー、全く5、6を読む理由が見つからない。本当に時間潰し。

  • 登場人物の恋愛についてが中心だった三作目。

    とにかくじれったさとキュンキュンが止まらない。フィリップにはまって何度も読み返してしまった…

    恋愛もそうだし、1人の女として登場人物がどう生きていこうかそれぞれが葛藤しながら前に進もうとしているのが伝わって最後には自分も頑張ろうと前向きになれる素敵な作品でした。

  • もしかしたら、原文で読むと面白いのかも…?
    映画化されるということなので、そこで期待。。

  • すごく面白かった。訳文も読みやすく、ほとんど一気に読めた。
    中世を研究している地味で自分に自信のない中年女性ジョーが、夫の失業・浮気・家出をきっかけに、娘達との生活のために奮闘する姿を描く、娯楽小説。
    登場人物達のキャラクターが濃い。
    自分勝手で自己主張が強く、欲望のままに突っ走って、周囲を振り回すジョーの母や姉(「こういうフランス人、いるいる!」と可笑しくなった。)…努力をしないで成功をおさめたがる人達…仕事では成功するも不幸な家庭生活に虚しさを感じ、状況を変えようと奮戦する人達…大きな秘密を抱える人達…遠慮も臆面もなく「自分」を曝け出す人達。それでも、それぞれが自分の幸せのために一生懸命生きていて、魅力的だ。引っ込み思案だったジョーが困難な状況の中で自分を変えていく姿も清々しい。
    現実と正面から向き合い、努力すれば、自分自身や人生をも変えることができるというメッセージがダイレクトに伝わってくる。
    続きが早く読みたい。

  • まあ、一件落着。まだオルタンスに気が抜けないし、イリスのことも心配。「カメ」と「リス」にも期待してみましょう。

  • すごく面白かった、しかし長いw 上下巻あわせて1000ページちょっと。
    イリスみたいな女いるよなー!!
    著者はイリスっぽいよな。。写真とるとき腕組みする女は好きになれない。
    みんなジョーみたいな時代があったはずなのに、いつのまにかイリスみたいになってしまう気がする。
    アントワーヌみたいな男いるよなー!!
    でもフィリップやマルセルやルカみたいな男いないんだけど。
    面白かった。

  •  読んで良かった。長女がちょっと気持ち悪い。

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