中国は21世紀の覇者となるか?: 世界最高の4頭脳による大激論

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152092601

作品紹介・あらすじ

欧米の凋落により、日増しに存在感を高める東の巨龍・中国。このままアメリカを抜き去り、世界に君臨するのか、それとも、国内外に抱える膨大な矛盾から体制崩壊へと至るのか?この喫緊の課題を論じ合うべく、2011年6月、カナダのトロントに中国事情に精通した4人の国際的論客が集結。「中国は21世紀の覇者となるか?」というテーマを巡り、超大国の行方を徹底的に語り尽くす。

感想・レビュー・書評

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  • インドにはアジアはない、日本、中国、インドがあるだけ。
    中国がおおよそ自国と対等な力を持つ国々からなる世界を扱う必要に迫られたのはつい最近のこと。
    ひどく貧しい国が一夜にして変革したという例はない。変革は学習を伴う。
    中国が高まっていく国力をどう用いるか。アメリカが進歩の世紀を経て自らをどう再定義できるかどうか、また中国も経済成長を吸収して自らを再定義できるかどうか。

  • 訳者あとがきでようやく論点が分かりました。自分の勉強不足を痛感。

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著者プロフィール

元国家安全保障問題担当大統領補佐官、元国務長官、国際政治学者。キッシンジャー・アソシエイツ会長。
1923年生まれ。ドイツ出身。ナチスの迫害を逃れて米国に亡命。第二次世界大戦では米陸軍に所属し、ヨーロッパ戦線で戦った。復員後にハーバード大学に進学。68年にはニクソン政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任。フォード政権では国務長官を務める。ベトナム和平を実現したパリ協定の締結によって、73年ノーベル平和賞受賞。今日に至るまで米国の外交・安全保障政策に多大なる影響を及ぼしてきた人物。

「2023年 『リーダーシップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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