小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152092670

作品紹介・あらすじ

会社は小さく。失敗から学ぶな。五時には帰宅。けんかを売れ。IT界のカリスマ経営者が目からウロコの心得を明快に示すビジネス読書会の新スタンダード。イラスト収録の完全版。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳調の文章は気になるけど、何かを始めるきっかけになりそう。単純明快で爽快。こんなにおもしろいビジネス書は初めて

  • 今の職場はいわゆる大きな会社。大きな会社の弊害はいろいろあるけど、実力もないのに自尊心ばかり大きくて、それが仕事に悪影響を及ぼしてる。
    どれもこれも印象的だけど、最後の「ひらめきには賞味期限がある」はしっかり覚えておこう。
    時折この本を取り出して読んどかないといけないな。

  • 今の段階で自分にとっては最高のビジネス書。身の丈にあったビジネスをやろうという気にさせてくれる。

  • 経営者や独立してる人は気づきが多い内容。

    ・シンプルに特化することは武器になる。
    ・大きな目標は掲げない。小さい目標を多くこなす。
    ・組織を大きくすることは会社にとって良いことではない、余分を減らせば集中できる。

  • "本質だけになるまで切り落とす。だが詩は取り除いてはいけない。余分なもののない、清潔な状態を保つが、不毛にしてはいけない"


    外国人に「わびさび」の精神を教わるとは思わなかったけど、これが今までで一番すっきり納得できた。
    この会社、仕事のやり方が「わびさび」そのものだ。

  • ジョエル・スポルスキーは『Joel on Software』(第36章)の中で、IT分野で起業する際に最初に行なう必要がある決断として、ビジネスモデルをBen & Jerry's(米国のアイスクリーム屋)モデルにするのかAmazonモデルにするのかという点を掲げている。インターネットの進展につれ、IT分野では後者のタイプの企業を報道では目にすることが多いが、そうしなければならない必然性はない。

    37 Signalsは前者の成功例であり、本書は同社の仕事の進め方について述べたものだ。組織の人数をごく少数に保ったまま形式よりも実質、品質よりも速度を重視する方針なのは、たとえば小見出しに「身軽でいること」「中途半端な製品ではなく、半分の製品」「書類上の合意は幻想」「会議は有害」「解決策はそこそこで構わない」「限界で人を雇う」「文句は放っておく」などとあることで推測できるだろう。

    上記の点に関して、私自身はあまり違和感がない。小企業には小企業に向いた戦略があり、方針がある。上に掲げた方針を実践する場合、人的側面にリスクが集中する。しかし、それは仕方がない。形式を軽んじるため、諸規制に縛られる大企業を顧客にすることもできないだろう。「彼らはフォーチュン500に売り込む必要があるという。知ったことか。僕たちはフォーチュン5000000に売っている」(p.9)とあるように、著者らはその点をよく理解している。

  • 回りくどい言い方をせずストレートかつシンプルな言葉で本質を説いているので、非常にわかりやすく取り入れやすい。
    普段から会社の中で不満に思い「こうしたほうがいいのに」と思っていたことがそっくりそのまま本になっている感じ。個人的には背中を後押しされた感じで、読んでいて楽しかった。

  • >本気で取り組め さもなくば去れ
    など全てのメッセージが、正直で、おそろしく合理的。極端な例だと感じる自分は、大企業病?世界中で300万人が利用するサービスを最小のチームで作った実績が何よりの証明。現状に不満を感じ、今日と同じ明日にしないためのヒントが満載。

  • お勧めされて気になってよんだ1冊。とても面白いと思うので、自分の仕事のやり様に疑問がある人は読んでみるといいと思う。
    一方で、「仕事は好きですか?」的な意味ではなく指摘しているポイントや提案している考え方は自身の仕事と向き合っていくにあたってとても参考になると思う。
    これらは、アジャイル開発でもデザイン思考でも、そしてマーケティングの書籍でも目にするものと同じベクトルを持っている。
    たとえばヤンミムンの「ビジネスで一番大切なこと」で紹介されている差別化のブランディングと「競合相手」の節で指摘している内容はほぼ同じだと思われる。
    しかし異なる主張も多々あるし、(小さなチーム/会社で)ビジネスを実践していくという視点で書かれているのでカバーする議題も幅があって面白い。なにより著者のポリシー通りシンプル。

  • 自分がなんとなく考えていた仕事のあり方をものの見事に言葉にされていて、じっくりと読みました。

    あるある話が色々出てきたので(特になる早なんてのは)今の自分に置き換えられたのもこの本が面白かった一因であり、参考にもなりました。

    最近読んだビジネス書の中では抜群に面白かった。

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