黒猫の接吻あるいは最終講義

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 747
感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152092977

感想・レビュー・書評

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  •  実質再読。初めて読んだときは内容の半分も理解できなかったけど、今回は8割くらい。「ベレニス」と「リジイア」を読んだことも理解の助けになったのかも。
     今回は黒猫を追いかける付き人が特に多い。黒猫の過去、本当の黒猫、そして未来……。黒猫も必要な言葉が少ないけど優しい。この後の2人を知っていると更に今回のこの2人の対話は大事なものになると思った。

  • 図書館で借りた本。

    シリーズ2作目。長編。ストーリーはすっと入ってくるけど、美学の話が難しいのか、読むのに時間がかかった。

  • バレエに関わる美の仮定と過程。

  • 2016.7.29 読了


    相変わらず 何 言うてるのか
    わからん。。。

    わかったような、
    けど、半分も理解できてるのか。。。

    二人の感情のやりとりのとこだけです。
    興味のあるのは。。。(笑)

    けど、物理的に距離のあいてしまった
    ふたり。
    どうなるのかな?

  • 第2弾。相変わらず黒猫の講義がよくわからないけど、前作より読みやすかった!

  • 物語はとても面白いんだけど、なんかモヤモヤするのはプラトニックすぎるからだろうか。
    最終講義ということなので、このシリーズ最後かな…まだ読みたい!と思って調べたら続編がありそうなので、こうなったら2人がどうなるか読み届けねば。

  • 02/09/2016 読了。

    図書館から。

  • 2015-137
    二人の距離感が好き。
    相変わらずの美学講義は全然理解できないけど、それでも面白いです。

  • 前作は短篇集の代わりに今回はたった一つの物語を中心として語った。相変わらずな雰囲気が、登場人物の美意識や愛のこだわりが絡み合い過ぎて、逆にストーリー性が蒼白になって様な感じ…

  • 期待を裏切らないもどかしさ

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著者プロフィール

1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。ライターとして漫画脚本などを手掛けながら小説の執筆活動を続け、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(早川書房刊)。同作は続刊も刊行され、「黒猫シリーズ」として人気を博している。ほか、『名無しの蝶は、まだ酔わない』(角川書店)の「花酔いロジックシリーズ」、『ホテル・モーリス』(講談社)、『偽恋愛小説家』(朝日新聞出版)、『かぜまち美術館の謎便り』(新潮社)などがある。

「2021年 『使徒の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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