官能と少女

著者 :
制作 : 今井キラ 
  • 早川書房
3.33
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本棚登録 : 631
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093073

作品紹介・あらすじ

淫靡な宝石に恋する女、自らの幼児体型を哀しむ養護教諭、美しい顔の男を「夫」にした女、おじさまに「連れ去られた」少女、眠り姫という綽名の病んだ女子大生。恋の痛みと愛の毒が満ち溢れる、R‐18文学賞受賞作家が描く6つの純粋な欲望。

感想・レビュー・書評

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  • 嶽本野ばら氏を彷彿とさせるファッション×ロリータ×中二病×エロスの世界。

    痛々しくて脆くて甘ったるくて、胃もたれします。無理やり強いられた関係すら、自己防衛の本能は都合良く変換してしまうのかね。幽遊白書の躯を思い出しました。

  • 異端な場面廃退的なイメージ
    溺愛すること 洗脳すること
    現実的な異次元の話
    いつのまにか少女は大人になった

  • 官能と少女というタイトル通りの作品。
    耽美で甘美。幻想的でもあって、狂気も滲む。

    表紙がどストライクで即買いしました。
    可愛らしい表紙なのにタイトルは「官能と少女」……
    これはぜったい私好きだ。と確信しまして。

    えろいです。えろいというか、ほんとに官能の世界。
    きれいな言葉。官能的な描写。痛いほどの狂気と愛。

    激しすぎる愛は、時に狂気と暴力をはらむ。

  • 精神が健やかな時に読みましょう…。
    どのお話も報われない上に、精神状態が危ういキャラが多いので読んでいて結構ツラいヨ。

    「モンタージュ」の中に「本に殺されかけた」って文があるけど、
    この「官能と少女」もある一部の人に劇薬になる本だと思う。
    猛毒です。
    装丁の可愛さに騙されてはいけない。

  • 春眠。
    岸田があまりにも儚すぎて
    切なくてたまりませんでした。
    うー。
    こういうの、本当に弱い。男子高校生。


    タイトルにあるとおりの少女と官能で
    美しくとても痛くて、好きなんだけどやっぱり痛い。
    性描写より自傷描写が痛かった。
    宮木さんのA面大好きです。

  • 無意識の中で絶望が大きくなって、いつかのタイミングで反転する瞬間がくる。
    絶望した時に他人と向き合うことができるけど、向き合った相手もまた絶望の最中にいる。
    眠るように無意識の世界に堕ちてくこと、それは起きていても自分の力では及ばないように意識が改竄されたり思い込まざるを得ない状況。そのどちらもが死ぬことに似てるのかもしれない。

  • メンヘラ感溢れる官能オムニバス小説。
    どれもこれも痛々しくて毒性強め。
    で、読後感もあまりよろしくない…。

    でもひとつめの短編は好きだと思った。

  • 俺はオムニバス/アンソロジーが好きだ。
    もちろん長編の良さも有るが、短編(引き算とか削ぎ落とすとか)がかけてこそのプロの作家さんだと、勝手に盲信してる位だ。

    で?
    オムニバス/アンソロジーが良いと、そこからその作家さんの書籍を読みたくなるのよね。。。


    〜〜〜

    宮木さんの書籍は、そうして手に取った訳で。
    本来なら、読まないと言うか?知らない作家さんだった訳で。


    〜〜〜


    先日テレビで。
    ホストの方、AV男優の方、ナンパのプロみたいな方が、揃って同じ事を言ってた。

    『ちょろい女てのは三種です。
    バカな女/だらしない女/メンヘラです!』と。

    過半数に近い男(超えてるか?超えてないか?は分からないけど、過半数に近しい男)らは、本当にその三点に共感賛同できる訳で。。。


    本作は?その・・
    ちょろい】と、世間一般で言われる側の女らの物語です。
    正直、じっとりとした嫌な読後感が広がる物語らでも有ります。

    でも、これは良い一冊に思ったなぁ(●´ω`●)


    宮木さん?
    他にも何冊か?読んでみたく思います。


    エロスは文学である!
    〜同感です( ^ω^ )( ^ω^ )( ^ω^ )

    本作、素晴らしかった(*´ω`*)♡

  • まあまあ強烈
    メンヘラ感すごい
    でも文字に落ちてて おもろい

  • 最初の短編が面白かっただけに、他の短編がもうちょっとどうにかならなかったのかな?
    ちょっと残念。

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著者プロフィール

宮木 あや子(みやぎ あやこ)
1976年生まれ。神奈川県出身。2006年『花宵道中』で第5回女による女のためのR-18文学賞 大賞・読者賞受賞しデビュー。同作は2014年映画化された。
代表作に2016年テレビドラマ化された『校閲ガール』とその一連のシリーズ。

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