THE FUTURE IS JAPANESE (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

  • 早川書房 (2012年7月20日発売)
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本 ・本 (199ページ) / ISBN・EAN: 9784152093103

作品紹介・あらすじ

日本SFはここまで来た!──伊藤計劃、円城塔、小川一水、菊地秀行、飛浩隆という五人の日本作家に加え、ブルース・スターリングら八人の米作家が豪華競作を果たした画期的アンソロジーが登場

感想・レビュー・書評

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  • SF

  • 2012-7-29

  • 日本を舞台にしたSF短編アンソロジー円城塔,伊藤計測なども書き下ろしている,ケン・リュウの「もののあわれ」が良かったかな.短い中に独自の世界観を描き出すため小難しいのが多い.

  • SFの短編集。
    著者も毎回変わるから、登場人物(必ずしも人ではないが)のネーミングに馴染めないのと、話の設定がすんなり入って来なくて苦労する。

    ある小惑星に不時着した戦闘機乗りの話と、空に住む住人の話はおもしろかった。

  • “日本”をモチーフにしたアンソロジー。
    とはいうものの、日本人作家のはそれほど日本とはこだわりなく、海外作家の綴る“日本”が色々濃いめ。
    ああ、海外の方からはこうイメージされているのかという新鮮さと同時に、“違うだろ”と苦笑いしてしまうような日本モチーフの短編集でした。
    ただ、「オチは!?」と言いたくなるような終わり方をしているのが多いのと(特に海外勢)、
    「SF……?」と首を傾げたくなるような話がいくつかあるので星は以上の通り。
    個人的には『自生の夢』がぶっちぎり一位でした。

  • 外国から見た日本は、内側からは妙に感じる所がピックアップされて描かれていて、それは男性が女性を描くとき、女性が男性を描く時、もっと言えば他人を描く時に常に発生しているはずの「ずれ」であろうけれど、我々はその、創作物が本来発生させているノイズに慣れきってしまっているのではないか。

  • ダメ元でSFに挑んだけどやはり馴染めなかった。SFは映像で見るほうがよさそう。とはいえ、外国人の書く日本設定の小説という点では面白かった。

  • 「THE FUTURE IS JAPANESE」伊藤計劃+円城塔+小川一水・他
    現代SF短編集。メタルブルー。

    日米13人による日本をテーマにしたSF集。
    アメリカで出版されたものをハヤカワが版権取って相互出版された一冊です。

    はっきり言って難しい。ストーリーがよくわからないものが多い。
    頑張って読みました。若干、流れに置いていかれたくないな、という気持ちです。
    最近は純文学なのかSFなのか分からない、鑑賞して楽しむ?ような作品も多くて。大変です。(3)

  • ケン・リュウ『もののあはれ』、デイヴィッド・モールズ『地帯兵器コロンビーン』が良かった。小川一水『ゴールデンブレッド』も面白かったんだけど、ちょーっと文章が主人公に近すぎるかな。もう二歩分くらいドライな感じのほうが好き。飛さん『自生の夢』は、ガジェットが相変わらず素敵。からのITO。まったくもう。まったくもう!

  • 読了断念。

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著者プロフィール

1974年東京都生れ。武蔵野美術大学卒。2007年、『虐殺器官』でデビュー。『ハーモニー』発表直後の09年、34歳の若さで死去。没後、同作で日本SF大賞、フィリップ・K・ディック記念賞特別賞を受賞。

「2014年 『屍者の帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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