ドーキンス博士が教える「世界の秘密」

制作 : デイヴ・マッキーン  大田直子 
  • 早川書房
3.59
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本棚登録 : 203
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093462

作品紹介・あらすじ

世界最高の進化生物学者/サイエンスライターによる大人から子供まで楽しめる「世界の仕組み」。

感想・レビュー・書評

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  • 個性の強いドーキンス博士のフルカラーで読みやすい本。イラストレーターも著名人らしく、見事な表現力
    科学的な内容についてはほとんど新たな発見は無かったが、分光器の説明が一番面白かった。
    それにしても宗教や伝説への辛辣ともいえる指摘が、ちょっと笑えてしまうところもあって…逆に欧米では現代でもそれほどまでに超常現象などを信じてる人が多いのかと印象を受けた
    高名な学者ながら量子力学などの分野はさすがに専門外ということで、はっきり良く分かってないと宣言するあたり晴れ晴れしくもある。あるいは素粒子の標準モデルまで扱わなかったのは正解かも。 ふとスティーブンホーキング博士の言ったことを思い出した=近代以前はあらゆる学問に精通した天才が多くいたが、現代科学はあまりに複雑すぎて専門家以外に理解が及ばない域にあると・・

  • ドーキンス博士の本は、神は妄想だというキリスト教圏では衝撃的だろう本を読んで、この人ホント面白いなと思っていたので、今回の本も子供向けと言いつつ、その辺のエッセンスがそこかしこに詰まっていて大変面白かった。宇宙についての話とか、生物の進化についての話とか、子供の頃にこの本を読める人はラッキーだと思う。甥っ子ちゃんにも薦めたい。

  • 最近科学に興味を持ち始めた私の知りたいことが全部詰まっていた。
    子供向けだが大人でも十分楽しめる内容だ。
    不運と思える出来事や奇跡など、一見科学とは無関係と思われることについても、
    科学的見地から解説されていて、なるほどと思った。
    これからは下手に落ち込まずに済みそうだ。

    画像やイラストがきれいで、レイアウトも楽しい。
    銀河の画像の美しさに感動し、手元に置いておきたくなった。

  • ふむ

  • 本の作り的には、子供向けのつもりかと思うけど、大人が読んでも何の物足りなさも無くぐいぐい読めます。ドーキンス博士の本は常に面白い。
    進化論が絡むところは安定感ある筆致。

  • 著者の言いたいことは、第1章「何が現実で、何がマジックなのか?」の最後の段落、「この本でこれから私が示したいのは、現実世界を科学的に理解したとき、そこには独自のマジック――私が詩的なマジックと呼ぶもの――があることだ。それは感動的に美しく、現実だからこそ、そしてその仕組みを理解できるからこそ、なおさら摩訶不思議だ。(以下略)」という文章に集約されている。『虹の解体』も似たような意図で書かれていたが、こちらはずっと易しくて、子どもでも楽しく読めそう。自然科学全般の話題を扱っているが、例えば第2章「最初の人間は誰だったのだろう?」のように進化論に関係する話題になると、さすがに説明が冴える。第4章「ものは何で出来ているのだろう?」(原子論、素粒子論)のように著者の専門外の話題については、著者に理解できる限りで説明すると断っているところが良心的だと思った。2013年2月10日付け読売新聞書評欄。

  • ◆きっかけ
    ブクログ 2016/8/19

  • 人間、動物、空、宇宙、光などなど、この世を構成する様々な「マジック」について、現代進化論の最高権威、リチャード・ドーキンスが丁寧に教えてくれる。生物学のみならず、物理学、言語学、天文学、論理学、神話などを学際的に駆使し、だれでもがわかりやすい形で、世界の仕組みを理解でき、その驚くべき事実に感動するはず。さらに、オールカラーの素晴らしいイラスト・イメージと合わせて、楽しめる、知的興奮あふれる良書。

  • 各12テーマは「最初の人間は誰だったのだろう?」のような素朴な疑問で構成され、神話による解答と科学による解釈が述べられる。
    科学とは、科学的であるとはどういうことか、謙虚に、力強く訴えている、筆者が繰り返し言ってきたことの集大成。
    図版があくまでWonder感を増幅させる働きになっていて、解説しようと躍起になっていないのが良い。

  • どの層をターゲットにしているかいまいち分からない。
    ただ、進化を祖先の写真の連なりに例えた話は、ヴィズアライズと相まって分かりやすく、面白い。

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著者プロフィール

【著者】 リチャード・ドーキンス (Richard Dawkins)
1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。

1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。この本は、それ以前の30年間に進行していた、いわば「集団遺伝学と動物行動学の結婚」による学問成果を、数式を使わずにドーキンス流に提示したもので、それまでの生命観を180度転換した。

その後の社会生物学論争や進化論争においては、常に中心的な位置から刺激的かつ先導的な発言をしており、欧米で最も人気の高い生物学者の一人となる。

積極的な無神論者としても知られており、2006年に刊行した『神は妄想である』も全世界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。

王立協会は2017年に、一般投票による「英国史上最も影響力のある科学書」の第1位として『利己的な遺伝子』が選ばれたことを発表した。

「2018年 『利己的な遺伝子 40周年記念版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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