バージンパンケーキ国分寺

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 652
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093738

感想・レビュー・書評

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  • 2019/07/28
    ふしぎなパンケーキ屋さん

  • 特に、前半のお店でのお話たちがすき。パンケーキが美味しそうで、物語も雰囲気がふわふわ柔らかくて軽やかで、素敵!前半のようなエピソードたちをもっと読んでいたかった。

  • おわりは急に来る。あっけにとられてSFちっく。
    わたし個人は雪舟さんのSFふわふわファンタジーみたいなところをとても好きでいるので、先に読んでいる恋シタイヨウ系くらい濃い方が嬉しい。

  • 幼馴染と友達、どちらをとるか。。。
    「3人で付き合おう」は斬新すぎますが
    気持ちの揺れ具合がまさに思春期!
    甘酸っぱすぎる!

    想像していた以上にファンタジー要素強いですが
    最後の落ちはもうちょっと工夫してほしかった…!
    くもりの日にしか行けないパンケーキ屋さんなんて
    人によって鳴らないベルなんて
    ありえないでしょ?ってわかってるけども…!

    けれどまあ、出てくるパンケーキメニューが
    独創的過ぎて想像力を半端なく掻き立てられます
    とりあえず、昨今流行りのデコレーションしっかりのパンケーキを食べに行きたくなります

  • 途中までは凄く面白くて読むのを止められなかった。
    でも最終章はチョットよくわからなくて???
    パンケーキは美味しそう。
    登場人物が皆魅力的で会ってみたい。

  • 少し消化不良な本

  • ちょっとだけファンタジー。さわやかで明るい読後感

  • なんかふと雪舟えまさんの文章が読みたくなったんだ。
    なにかの縁で歌集「たんぽるぽる」を読んだんだよね。「ふと死ねと聞こえた気がして聞き返すおやすみなさいの電話の中に」今でもふっと思い出すんだ。
    くもりの日だけ開く不思議な喫茶店での物語。雪舟さんの言葉選びが好きなのよね。漢字も好ききらいがあるのかしら。そんな風に文字を追うことが楽しい。文字と音とで不思議さを楽しむ本だと思う。
    愛おしいと思える本がまた増えた。

  •  不思議に非現実が入り混じった世界観、どことなく少女趣味な感じもしますが悪くないです。個人的には十代の性に対してリアルな興味が出てくる年頃であるという部分を書き表している物語と思いましたが、読む人によってかなり受け取り方が変わる話だろうという気もします。 
     パンケーキは美味しそうで、久しぶりに食べたくなりました。

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著者プロフィール

雪舟えま(ゆきふね・えま)
1974年札幌市生まれ。作家、歌人。著書に歌集『たんぽるぽる』『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』、小説『タラチネ・ドリーム・マイン』『プラトニック・プラネッツ』『恋シタイヨウ系』『パラダイスィー8』ほか。2017年より男性カップル「緑と楯」シリーズの執筆をメインの活動としている。

「2018年 『BL古典セレクション① 竹取物語 伊勢物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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