プア充 ―高収入は、要らない―

著者 : 島田裕巳
  • 早川書房 (2013年8月23日発売)
3.51
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  • 27レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093943

作品紹介

年収300万円だからこそ「いい死に方ができる」「快楽を味わえる」「豊かに生活できる」「安定できる」のだ! 一見信じがたいことだが、宗教論を通して、ストーリー仕立てで解説していく一冊

プア充 ―高収入は、要らない―の感想・レビュー・書評

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  • リア充じゃなくてプア充。

    高収入じゃなくても幸せに生きていけますよ、という提案。

    小説風になっているので読みやすかったです。

    なるほどと思う面は多々ありますが、「仕事にやりがいをもとめない」「仕事はあくまで生活の為と割り切る」というのはちょっと同意しかねました。

  • 年収300万円で生きていけるのかどうかはかなり疑問。ただ、お金を持ったら、無駄に使わないよう自分を律する気持ちを持つというのが大事かなと思った。

  • 年収300万くらいが一番幸せって話。
    足るを知る、ことの大事さを書いてる。
    ある青年が倒産した会社から離れて自分を見つめなおす感じでの書き方。
    300万稼ぐのってかなり難しくなってる気もするが。

    あと宝くじ批判があったけど、復興宝くじは買って良かったなぁと思ってる。アレは寄付だと思ってたし。

  • 【No.19】「過剰なほど働いても、その労働に見合った豊かさや幸せは得られない」「時間と心の余裕がないための支出は、ムダな支出」「社員の生活のことを本気で考えてくれる会社は少ない。お金のため、会社のために精一杯働いて身体を壊しても、会社はあなたのために何もしてくれない。生きていく上で”使い捨てられない”ことが大切。そのためには自分の時間をいかに確保し、健全な生活をしていくかを自分の頭で考えなくてはならない」「同じような形で毎日が過ぎていくということは、非常に効率的。生活が安定するから、気持ちの安定度と幸福度も自然と高くなる」「プア充の安定した生活を送るためには、世の中のあらゆる誘惑に抗して、自分の生活とリズムをきちんと考えることが重要」

  • 宗教学者でも有名な島田裕巳氏が説く、現代版の
    "少欲知足"的ススメの本。

    学生のうちにこの本を読めるといいと思います。私自身がこの本に書かれていることを気づいたのは三十を超えてからでした(^^;

    中には学生や大学受験を控えている方には読ませないほうがいいという意見もございますが、親の役目は大学に行かせることではなく、"なぜ勉強をするのか"を教えることかと思います。
    大学はその延長上、いわばオプションのようなものです。
    これに書かれていることが賛同されているのならばなおさらです。

    読み終えてから、昔マイホームを建てるかどうか考えている時に相談したお寺の先生のお言葉を思い出しました。
    "借家だろうが雨露をしのげればそれはマイホームではないのか?"
    頓悟しましたね(^^;

  • 「夢をかなえるゾウ」のリアル版のような印象。
    お金を持つことが夢ではなくて、今あるお金と自分の仕事以外の時間をより大切にすること。それがイコール自分を大切にすることイコール満足感や達成感、幸せ〜♪の図式なんだなあと感じます。

  • 高校生の子供が読んでるのをみて、さらりと読み始めました。エッセイと感じ違いしましたが、フィクションでした。
    結論をいうと、進学校に通い、これから大学受験をする自分の子供が読むのはどうかと思いました。
    小さな幸せをこの様に感じるなら、今、勉強を頑張るという説明が親でありながらできなくなります。
    というのも、私自身が主人公のようにお金じゃないものの大切さを日々感じながら、金銭的にはどうかわかりませんが、心豊かに暮らせてるからです。
    以前は、自分の時間を会社に使ってもらい、年収という形で反映してもらいました。それが全てだったし、なんの疑問ももちませんでした。
    今の様な考え方になったのは、海外での生活がきっかけです。
    自分の子供には、いきなり”プア充”にたどりついてほしくないし、色々経験をしてほしいと願います。物事は色々な見方があるのですから。
    筆者については、サリン事件の事でも記憶があり、個人的にこの方の本の読者になるとは思いませんでした。

  • 確かに最近、人に迷惑をかけちゃいけないという風潮は強い。迷惑・面倒をかけあうことで、人間関係が築かれる。そしてそれが財産。成人式・結婚式は自分のためじゃなく周り(親、お世話になった人)のためにやるもの。
    仕事にやりがいを求めなくていい、生活の手段として割り切っていいというのは、そういう考え方もあるんだねと感じるが、やっぱり若いし求めちゃう。
    それに昔からの古くてダサい会社、もこれからの時代は大して安定してると言えなくなってくるのでは?

    知り合いが、ストレス解消や残業で生じた心や体の不具合を治すために高いお金払っているのでは、何のために働いているのかわからないと感じると言っていたが、まさにそれを思い出した。

  • 愛読しているセミリタイヤのブログで紹介されていたので借りた。これ流行ったよな。やっぱ言葉にインパクトがあるからかな。でも宗教学者の人が提唱していたとは知らなかった。まぁ足ることを知るってのは言われてみれば宗教的なのか。日本文化みたいな感じもするけど。内容は既に実践隅と言うか、取り立てて目新しいことはなかった。IT企業とかベンチャー企業でバリバリ働く、なんて到底できないし。しかし自炊がこれほど強く推奨されているとは。まぁお金もかからず、健康に直結するしね。最近のシュークリーム生活は確かに心も満たされないわ。ちゃんとしたご飯が食べたい。規則的な生活は仕事柄難しいけどな。人との縁も少ないし。今の年収は多いけど、月10万前後で暮らせてるもんな。今のとこは家賃が安いしね。ありがたいことだ。私がお金使うのなんか、ライブぐらいだもんな。着々と投資して、優待と配当で暮らすのだ。人の助けを借りろ、というのは確かにと思う。火事になった時も、病気になった時も、郷子さんはプレゼントを贈ってくれたもんな。私もそういう人にならなきゃ。

  • お金を稼がないことによって逆に人は豊かに暮らすことができる。小説タッチのため若干うまく行き過ぎているきらいがあるが、現代にサラリーマンに響くメッセージがある。

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