プア充 ―高収入は、要らない―

著者 :
  • 早川書房
3.40
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本棚登録 : 199
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093943

作品紹介・あらすじ

年収300万円だからこそ「いい死に方ができる」「快楽を味わえる」「豊かに生活できる」「安定できる」のだ! 一見信じがたいことだが、宗教論を通して、ストーリー仕立てで解説していく一冊

感想・レビュー・書評

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  • 2017年1月15日(日)にまちライブラリー@中津ぱぶり家で借りて読み始め、16日(月)に読み終える。さらっと読める。五木寛之『下山の思想』、井上ひさし『ボローニャ紀行』なんかとあわせて読みたい。

  • なんか色んな事が気になって集中できない本だったというか、まあ集中する必要があるほど密度のある本でもありませんでしたけど例えば
    「持ち家なら十何年ごとのリフォームが必要」とかはいったいどんな家に住んでんだ?って感じだし(簡単な修繕を含んだ表現なのか?)、子供にお金がかからないって話のところで地域みんなで子育てをするようになれば保育所に預けて余計な出費をしなくて済むといってるところがあるけれど、病院にかかるお金とか考えてなさそうだな、とか治安とか色々考えると地域に子育てを頼るのは不安な人もいるだろうなとか思ったり。
    あとメイド イン ジャパンの品質は成長を休んだらクオリティは下がっていくのではないかな…とか、極め付けは、そうこれが一番気になったんですけど「江戸時代は幕府が倹約を推奨していて」って書いてあるけど田沼意次ーーーー!!って気持ちに…。…でも今調べた範囲だと三大改革は全部倹約令でてたんですね…正しい…のか…?


    あと人付き合いの苦手な人間からするとあまり救いのある話ではなかったなと思った。

    159

  • 読了

  • リア充じゃなくてプア充。

    高収入じゃなくても幸せに生きていけますよ、という提案。

    小説風になっているので読みやすかったです。

    なるほどと思う面は多々ありますが、「仕事にやりがいをもとめない」「仕事はあくまで生活の為と割り切る」というのはちょっと同意しかねました。

  • 年収300万円で生きていけるのかどうかはかなり疑問。ただ、お金を持ったら、無駄に使わないよう自分を律する気持ちを持つというのが大事かなと思った。

  • 年収300万くらいが一番幸せって話。
    足るを知る、ことの大事さを書いてる。
    ある青年が倒産した会社から離れて自分を見つめなおす感じでの書き方。
    300万稼ぐのってかなり難しくなってる気もするが。

    あと宝くじ批判があったけど、復興宝くじは買って良かったなぁと思ってる。アレは寄付だと思ってたし。

  • 【No.19】「過剰なほど働いても、その労働に見合った豊かさや幸せは得られない」「時間と心の余裕がないための支出は、ムダな支出」「社員の生活のことを本気で考えてくれる会社は少ない。お金のため、会社のために精一杯働いて身体を壊しても、会社はあなたのために何もしてくれない。生きていく上で”使い捨てられない”ことが大切。そのためには自分の時間をいかに確保し、健全な生活をしていくかを自分の頭で考えなくてはならない」「同じような形で毎日が過ぎていくということは、非常に効率的。生活が安定するから、気持ちの安定度と幸福度も自然と高くなる」「プア充の安定した生活を送るためには、世の中のあらゆる誘惑に抗して、自分の生活とリズムをきちんと考えることが重要」

  • 宗教学者でも有名な島田裕巳氏が説く、現代版の
    "少欲知足"的ススメの本。

    学生のうちにこの本を読めるといいと思います。私自身がこの本に書かれていることを気づいたのは三十を超えてからでした(^^;

    中には学生や大学受験を控えている方には読ませないほうがいいという意見もございますが、親の役目は大学に行かせることではなく、"なぜ勉強をするのか"を教えることかと思います。
    大学はその延長上、いわばオプションのようなものです。
    これに書かれていることが賛同されているのならばなおさらです。

    読み終えてから、昔マイホームを建てるかどうか考えている時に相談したお寺の先生のお言葉を思い出しました。
    "借家だろうが雨露をしのげればそれはマイホームではないのか?"
    頓悟しましたね(^^;

  • 「夢をかなえるゾウ」のリアル版のような印象。
    お金を持つことが夢ではなくて、今あるお金と自分の仕事以外の時間をより大切にすること。それがイコール自分を大切にすることイコール満足感や達成感、幸せ〜♪の図式なんだなあと感じます。

  • 高校生の子供が読んでるのをみて、さらりと読み始めました。エッセイと感じ違いしましたが、フィクションでした。
    結論をいうと、進学校に通い、これから大学受験をする自分の子供が読むのはどうかと思いました。
    小さな幸せをこの様に感じるなら、今、勉強を頑張るという説明が親でありながらできなくなります。
    というのも、私自身が主人公のようにお金じゃないものの大切さを日々感じながら、金銭的にはどうかわかりませんが、心豊かに暮らせてるからです。
    以前は、自分の時間を会社に使ってもらい、年収という形で反映してもらいました。それが全てだったし、なんの疑問ももちませんでした。
    今の様な考え方になったのは、海外での生活がきっかけです。
    自分の子供には、いきなり”プア充”にたどりついてほしくないし、色々経験をしてほしいと願います。物事は色々な見方があるのですから。
    筆者については、サリン事件の事でも記憶があり、個人的にこの方の本の読者になるとは思いませんでした。

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著者プロフィール

一九五三年東京都生まれ。宗教学者、文筆家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。主な著作に『日本の10大新宗教』『平成宗教20年史』『葬式は、要らない』『戒名は、自分で決める』『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』『靖国神社』『八紘一宇』『もう親を捨てるしかない』『葬式格差』(すべて幻冬舎新書)、『世界はこのままイスラーム化するのか』(中田考氏との共著、幻冬舎新書)等がある。

「2019年 『二十二社 朝廷が定めた格式ある神社22』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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