スイッチ! 〔新版〕― 「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション)

制作 : 千葉 敏生 
  • 早川書房
4.42
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本棚登録 : 325
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093981

作品紹介・あらすじ

変化が起きる背景には必ずパターンがある。それを利用すれば平社員でも会社に変革を起こせるし、一人の若者が絶滅危惧種を救うことだってできる。米国ビジネスマン必読の人気作。岩田松雄氏推薦

感想・レビュー・書評

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  •  変わりたくても変えられないという経験を人は皆、何回かしているのではないだろうか。「分かるとできるは違う」とか、「マインドとロジック」が必要とか、変えられない理由、変わるための方法として様々なコメントやアドアイスを耳にしたこともあるだろう。
     しかし、それらを聞いて「それなら本当に変われそう!」と思ったことは、どのくらいあるだろうか?実際に変われただろうか?その答えがNoである人こそ、本書を読むべき人かもしれない。
     本書では心理学実験や様々なケーススタディをもとに、どうすれば変われるかについて具体的な行動指針が明示されている。また、感情を「象」に、理性を「象使い」に例え、説明も分かりやすい。著者のハース兄弟はビジネスマネジメントの専門家だが、ビジネスパーソンに限らず幅広い層の人々が実践できる内容になっている。
     書店で山積みされている自己啓発書の部類の中では、納得感、実践性ともに上位に位置すると思われるが、登録数やレビュー数を見ると、認知度は低いようだ。内容は申し分ないのに、実にもったいないことだ。

  • 個人の行動・習慣を変える啓発本だけでなく、他人や社会への影響を及ぼすコツが得られる良書。定期的に見直したい。ブライトスポット(成功事例)を見つける、大事な一歩の台本を書く、目的地を指し示す、感情を芽生えさせる、変化を細かくする、人を育てる、環境を変える、習慣を生み出す、仲間を集める。

  • 変化に成功した人の36%は引越しに結びついていた。

  • 管理職になったら読む本。

  • 行動を良い方向へ変化させる為に必要なフレームワークを提示し、
    実例を用いながら丁寧に説明している本です。
    人間の感情や本能を「象」、それをコントロールする理性を
    「象使い」とした上で、行動を変えるためには、

    ①象使いに方向を教える
     ⇒変化する為に取るべき行動を具体化する
    ②象にやる気を与える
     ⇒感情に訴えかけ、モチベーションを保つ
    ③道筋を定める
     ⇒状況、環境などの外的要因を整える

    の3つが必要であると提示しています。
    今私がやっている読書に例えると、

    ①象使いに方向を教える
     ⇒毎月、7冊の本を読書する。内、2冊は英語で書かれた本、
      内、1冊は既に読んだことのある本、内、1冊は小説、
      内、1冊は自分の専門分野に関わる本とする。
    ②象にやる気を与える
     ⇒・オンラインで書評を書いて、読了した本を可視化(=達成感を得る)
      ・読書を積み重ねて得ることの出来る能力をイメージする
    ③道筋を定める
     ⇒・読了した本の書評をオンラインで公表し、フィードバックを貰う
       (=承認欲求を利用する)
      ・読む予定の本を自宅の机の上に置いておく

    こんな感じでしょうか。。ちょっと弱い気がしないでもないですが。
    何事を成すにもやる気を起こし、持続させることが不可欠であり、
    その際に本能や感情を如何に味方につけるかを説明している本です。

  • 例えが秀逸。

    象と象使いは、本書でも述べられている通り引用だけど、それらを選択した、表現のセンスに感嘆する。

    この文章を書いている段階で、まだ読書中で全体の評価、感想は避けます。
    それでも、『「箱」の法則』を読んだ時のような、理解したらものの見方がコロっと変わってくる予感がしている。

    読了後にどうなっているか、今から高揚感を与えてくれています。

  • 気づきとアイデア満載の本。
    感情的な象と理性的な象使いという例えもよい。事例も病院から学校からNGOまで幅広い。タンザニアの援助交際率が減ったとは思えないが。。
    今のポジションで、そしてこれからやりたいことで人を動かしていくのに、知恵と勇気をくれた1冊。

  • 「なぜ正しい戦略が上手くいかないのか?」
    この難しい問いにも、「象」「象使い」「道筋」という3つにフォーカスを当て、シンプルに答えてくれる良書。
    セーブ・ザ・チルドレンがベトナムで行った栄養不足児の根絶活動の事例が登場し、NPO関係者にもわかりやすい。
    まだ途中だが、非常に興味深い内容です。

  • 【読書メモ】
    セルフコントロールは消耗資源である
    怠けているように見えても、実は疲れきっている場合が多い

    象使い(理性)に方向を教え
    象(感情)にやる気を与え
    道筋を定める

    ブライト・スポット
    何がうまくいっていて、それを広めるにはどうすればよいか?

    新しい行動をはっきりと説明する

    心に響く目標 vs SMARTな目標
    変化の場面 or 安定した状況
    努力して実現できる未来像

    数字の捉え方にはまだ正当化の余地が残されている

    適切なスタートと適切なゴールを見つけて、あとは歩きはじめればいい

    見て、感じて、変化する

    肯定的幻想

    バーバラ・フレデリクソン
    ポジティブな感情には思考や行動の幅を広げて養う効果がある

    変化を細かくしてハードルを下げる
    マイルストーン=小さな成功

    ジェームズ・マーチの3つの疑問

    IDEOのプロジェクト・ムード・チャート

    リー・ロス
    根本的な帰属の誤り

    習慣は行動の自動運転
    環境が変わると習慣も変わる

    進歩に気づき励ます

    単純接触効果
    認知的不協和

  • 「自分を変える」ヒントがたくさん詰まった一冊!!
    困難な状況を克服した実例がたくさん載っており、いずれの解決方法も決して特別ではない。私を含めて、問題が大きいとそれに見合った解決策も大きくなければならないと考え、できない理由を考えてしまう。できない理由を考える(問題点に焦点を当てる)のではなく、あるときにはできた理由(ブライトスポット)を探すことが大事だと実感できた。

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