シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 755
感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152094728

作品紹介・あらすじ

二〇一二年、ロンドン。頭脳と電脳を駆使して事件を解決するシャーリー・ホームズと相棒の元軍医のジョー=ワトソンとの初めての冒険。女性化現代版のホームズ・パスティーシュ(百合ホームズ)登場!

感想・レビュー・書評

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  • ホームズ・パスティーシュ
    しかも主要なキャストをすべて女性で設定

    ホームズの設定も、ストーリー全体の設定もかなりぶっ飛んでますが、読みやすいし面白い!
    ベントレーをAIが…なんて無茶苦茶だけど楽しい!
    頭脳明晰でやたら金持ちなホームズのちょっとイタイところが、また可愛い
    続編も借りて来よう
    図書館本

  • シャーロック・ホームズインスパイアものの佳作。続編も読みます。

  • 現代のイギリスを舞台に、女性ホームズと女性ワトソンが活躍するパスティーシュ。
    「パスティーシュとして、ちょっと楽しい」「キャラ小説として、かなり可愛い」「冒険小説として、スピード感が面白い」「推理小説として、新鮮だけど惜しい」「女性メインの小説として、一部残念」「でも、次回作が出たら読みたい」かも。

  • 女による女のためのシャーロック・パスティーシュ。

  • 女性版、現代版に翻案したシャーロック・ホームズ。

    これは原作の緋色の研究を読んでから、あるいはSHERLOCKを観てからだと、より楽しめそうです。
    女性へ翻案すると同時に犯行の手口も……女性による女性の、という感じです。
    読みやすかったのですが、自分はそれほど合わず。

  • テレビの「シャーロック」でもそうだったけど、ワトソンと初めて会ったときに経歴を言い当ててしまうくだりが好きで、この本も出だしを立ち読みしているときにこのくだりを読んでハマってしまった。
    続きが出てほしいなぁ。

  • 白雪姫のような美貌のシャーリー・ホームズ。
    人生の岐路に男がいる、ハーレクイン作家のジョー・ワトソン。
    子持ちバツイチの女刑事、グロリア・レストレード。
    現代を舞台に女性となったホームズたちが、連続殺人に挑む。

    いきなり漫画が出てきてびっくり。
    でも、内容もまんま漫画。
    ホームズのパスティーシュは読んでみないと気が済まないけど。
    彼方此方に散りばめられた原作の欠片は楽しい。
    ただ、殺人方法がグロテスク、動機も犯人もエゲツないし、暗澹たる気持ちになる。
    ワトソンの過去、ホームズと宿敵、チラチラと思わせぶりに出てくるところがもどかしい。
    きっと続編が出るんだろうな。
    表紙は素敵なのになあ。

    解説のホームズ・パスティーシュたちが圧巻。
    懐かしいものもあるけど、知らないものがたくさんー!

  • シャーロック・ホームズが現代にいて、しかも女性だったら?というシャーロック・パスティーシュの一つ。
    現代に、という設定でだったのでもしかしてと思ったら、やっぱりBBCのドラマ「シャーロック」や米ドラマ「エレメンタリー」を見て思いついたとか。
    女性化したのは二人だけではなく、レストレード警部やマイクロソフトも女性として書かれていました。
    それはともかく、シャーリーがオリンピック選手だとか人工心臓で生きてるとか、やたらすごいAIのハドソン夫人やら古い真鍮の持ち手なのに指紋認証までできるアパートとか、かなりぶっ飛んだ設定です。

    事件の手口は、女性ならではの発想だなぁ、とは思います。ただ、犯人の動機を推理したワトソンの台詞には違和感が。現代のロンドンにおいて、「●●だから▲▲は使わない」って断定はおかしすぎる。
    アレの普及率が海外より圧倒的に少ない日本でさえ、そんな推理はなりたたない。私が若い頃だって、●●でも使ってる人は複数いたよ。
    シャーロック・ホームズのオマージュとして細かいポイントを抑えつつ、医者や軍の状況を知るためにイギリスに取材旅行までするくらいなのに、そこだけなんか古い日本人的発想なんだなぁ、と思いました。

  • …これって、ホームズものである必要あるんだろうか。

    という感想を抱きつつ読んでました。
    面白いといえば、面白い…かな?よくわからない。
    期待していたほどではなかったとは思います。

    というか、去年、ホームズ全部読んだはずなのに、緋色の研究もギリシャ語通訳もさっぱり覚えが無い。
    自分の記憶力に震えがきますね。

    正直、冒頭の紹介漫画が蛇足すぎる…

  • パスティーシュ、とあります。
    ですが私には、ホームズの三次創作に思われます。

    あとがきにもあるように、これは元々BBCの現代版ホームズ、「SHERLOCK」にインスパイアされてできた同人誌でした。それを元に新しく書き起こしたのがこの作品です。
    作者の高殿円さんがSHERLOCKを観た後にこの作品ができたため、
    原作→現代探偵→シャーリー
    の順で段階を踏んでいると捉えることをお勧めします。また上記の順で読む(観る)方が、キーポイントなどが分かってより楽しめると思います。

    私は原作から入ったホームジアンですが、同設定のパロディやパスティーシュがあまり好きではありません(『ベイカー街の亡霊』等)。そういう方にはあまりお勧めしませんが、あらかじめ三次創作だと思っていれば比較的読みやすいと思われます。

    舞台は21Cのロンドン。アフガン帰りの元軍医の女性と文字通り電子技術の進歩の上で生を受ける顧問探偵のお話です。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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