- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152095176
作品紹介・あらすじ
「自分はあの人に好かれている」「彼はいま嘘をついている」「夫の考えることなら大体わかる」──じつは、たいていあなたの勘違い。相手の心を正確に読みとって、対人関係を改善する方法とは?
感想・レビュー・書評
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顔の小さな0.5秒の動き
人間は左右対称の顔を魅力的だと認識する
人の心は読めない謙虚になって、
顔を見合わせて、声と共に聞くことが詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他人のことを理解しようとするとき、私たちは自己中心性とステレオタイプによるバイアスでしばしば誤解している。言葉、表情、あるいは微表情といった、隠しきれない本心がほんのわずかな挙動から言動の真偽を読み取ることはある程度可能だが、”どう”感じているかを理解するのはごく近しい相手であっても不可能に近い。他者の視点を獲得することができると問題解決の糸口が見つかる。これはどんな仕事にも生きそうだ。傍観者の理論は有名だけど、知識があると正しく動けることもある。もっと知識が欲しいなぁ。。
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001061149
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ノンフィクション
心理 -
読心術の本と言っても、ノウハウ本ではなく、どういうときに読めていてて、どういうときに読めていないかを語ってくれる本。いかに自分が気づかずに人の心を読んでいるか、読んでいないかということがわかって面白い。
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・人の心を読むときは、広い視野を持ち、相手の置かれた状況を読み取ろう
・相手の視点に立って考えても逆効果の場合があるので、直接聞いてみよう
・人間の賢い頭脳がもたらしてくれる最善のものは、相手の心には自分の想像の及ばないものがあると認める、謙虚な気持ちなのかもしれない -
やはり人の心は読めないな。人の視点に立って、と言われても、環境が違ったり、文化が違ったりすると誤解してしまう。男と女、白人と黒人などのステレオタイプで見る見方も、間違った見方をさせてしまうときがある。結局、相手のことをよく聞いたり話し合ったりすることで理解がすすむということだな。話もしないで、相手のことがよく分かっていると決め付けることがいけない。
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題名が気になったのでこの本を読みました。
色々な研究が例に挙げられていて、興味深い内容がたくさんありました。相手と接するときに、人はどんなことを考えて過ごしているのかなど、発見もあっておもしろかったです。人は人の心を読めるのか読めないのか、納得できる本でした。