忘れられた巨人

制作 : Kazuo Ishiguro  土屋 政雄 
  • 早川書房
3.61
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本棚登録 : 1447
レビュー : 188
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152095367

感想・レビュー・書評

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  • 遠く離れた国の遠い時代のファンタジー、と読む日本人は少ないだろう。
    さらりとしたラストといい、普遍性を描く文学とはこういうことかと思った。

  • 子供の頃に読んだファンタジーのような世界。懐かしい面白さ。
    これは翻訳の問題だと思うけど、言い回しが時々気になってしまって、途中で原著で読みたくなったほど。

  • 妻が職場の図書室から借りてきたので読みました。霧、竜、鬼、騎士、戦士、老夫婦、全て何かのメタファーなんだろうなあ。。。さすがノーベル文学賞、難しい。私を離さないで、もそうだったけど、読後感がスッキリしない。

  • 純文学とファンタジーのハイブリッドという感じ。アーサー王の世界の少し後の世界。文学的な印象が強めだけど、ファンタジーならではのモコモコした感じもあり不思議な読書体験になる。アーサー王を知らないでも伝わるものがあるけれど欧州の歴史を踏まえればそれはまた面白いものになるような気がする。とてもいい作品だった。

  • ▶︎日本名だが、魂はイギリス人。翻訳物は意訳が難しいためか、人物の関係や話の展開が分かりにくい。いや、全く分からない。
    ▶︎イギリスの気候風土と同じく、話の展開が霧の中
    ▶︎4ヶ月かかって、やっと最終ページ。

  • 日本を感じさせない作品

  • ノーベル賞受賞という機に乗じて手に取る。
    初カズオイシグロ。
    日の名残り、と迷ったけど、ファンタジーならと選択。
    途中までは、これ読み通せるか?と不安だったけど気が付いたら読み終わっていた。
    感想が言えるほど深く読み込めてない。

  • 老父婦のファンタジー。サクソン?文化を理解できないと分からない部分があると思いました。もう一回読まないと理解できませんが、読むとヴィジュアルは浮かびます。

  • ★2017年度ノーベル文学賞

    請求記号:933.7||I 73
    資料ID:W0187534

  • 老夫婦の冒険ラブストーリー、RPGをプレイしている感覚で読み進め、たのに、残っていく感覚はあれやこれや考えさせられる深いものだった。
    しばらくしたら読み返すだろう作品。
    友人と感想を言い合ったら結構解釈が違っていて面白かった。
    曖昧でわかりづらい、むしろわからない、耐えられるギリギリのラインで、そんな部分も好きだった。

    私自身忘れた過去、意図せずいつの間にか塗り替えた記憶、、あるけれど、なぁ。とかも思いながら読んでました。

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著者プロフィール

カズオ・イシグロ
1954年11月8日、長崎県長崎市生まれ。5歳のときに父の仕事の関係で日本を離れて帰化、現在は日系イギリス人としてロンドンに住む(日本語は聴き取ることはある程度可能だが、ほとんど話すことができない)。
ケント大学卒業後、イースト・アングリア大学大学院創作学科に進学。批評家・作家のマルカム・ブラッドリの指導を受ける。
1982年のデビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年『浮世の画家』でウィットブレッド賞、1989年『日の名残り』でブッカー賞を受賞し、これが代表作に挙げられる。映画化もされたもう一つの代表作、2005年『わたしを離さないで』は、Time誌において文学史上のオールタイムベスト100に選ばれ、日本では「キノベス!」1位を受賞。2015年発行の『忘れられた巨人』が最新作。
2017年、ノーベル文学賞を受賞。受賞理由は、「偉大な感情の力をもつ諸小説作において、世界と繋がっているわたしたちの感覚が幻想的なものでしかないという、その奥底を明らかにした」。

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