スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術

制作 : 石垣賀子 
  • 早川書房
4.16
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本棚登録 : 328
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152095428

作品紹介・あらすじ

世界のエンジニアが支持するプロジェクト運営法「スクラム」。その生みの親が、あなたのチームで今すぐ実践する方法を解説。住宅リフォームから宇宙船の開発まで、あらゆる現場に革命が起きる!

感想・レビュー・書評

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  • スクラム発案者の本。
    著者の経歴が凄まじい。
    戦闘機パイロット -> 脳神経学を勉強 -> 開発マネージャ

    異色の経歴だけあって、スクラムはあくまでも方法論であって、エンジニアリングのためのツールではないことが実体験を通して解説されている。

    住宅の設計から料理まで、いろいろな分野で活用できると学んだ。

  • 仕事に幸福感を感じる事は凄いことだと思う。
    スクラムを導入することで、コミュニケーションが増え
    無駄を省く点が満足間を与える部分があるかもしれない。普段から自分の範囲のみで仕事をしてれば、抜けや漏れに気づかず進めてしまう。
    全員の仕事の見えるかができれば、アドバイスもできるし、各自の成果が見えて厳しくなるかもしれないけどチーム全体にとっては問題点が見えて改善しやすくなると思う。小規模チーム向けのスタイルなので組織へ導入する場合、全体を統括する人の能力が次第。
    日本の官僚的な組織に導入すると中間管理職以上の人から既得権を守る為に猛反対を受けるのは間違いない。

  • 面白かった!
    変化が大きいかつスピーディーな世の中。迷ってる間に周りが進みすぎる。
    随時確認しながら、どう?って相談しながら仕事を進めれること幸せだと思います。
    私の会社もスクラムを取り入れて、変化が起きているから勉強しようと思って読みました。
    この本に書かれている事はシンプルだけど、簡単にはいかないんだなーと、自身の会社が全ては上手く行ってないことも感じました。

  • スクラム関係の本は5、6冊は読んだが、その中でも必読の本。ウォーターフォールとの対比が分かりやすい。

    ・チームの重要な要素
    個人のパフォーマンスだと10倍ほどの開きが出る。これをチームで見ると2000倍ほどの開きが出ることがわかった。これから分かることは、メンバー個人の力量に注目して、生産性を上げるより、チームに注目して生産性を上げる方が効果がある。その大事な要素が自律的なチーム。

    ・ブルックスの法則:遅れているソフトウェアプロジェクトへの要素追加はプロジェクトをさらに遅らせるだけ。

    ・根本的な帰属の誤り:自分んは状況に判断して行動をきえめていると考える一方で、他者についてはその人の性格的な傾向が行動を左右しているのだと捉えること
    =>なのでスクラムでは犯人探しではなく、取り巻くシステムの問題点を探すようにすること

    ・仕事量を減らすと成果が倍増する
    なぜか?人は長時間仕事をし続けるとミスをするようになる。1からやるより修復する方が労力がいる。働きすぎると集中力を欠き、他の人の気を散らすようになる。

    ・不確実性のコーン
    計画を立てても、4倍かかることもあるし、1/4しかかからないこともある。その差は16倍。いくら時間をかけて見積もっても最大4倍の開きがあった。
    =>相対式に見積もって、見積もりにかかる時間を減らそう。(フィボナッチ数であれば、人間は悩まずに違いが感覚的に分かる)

    ・タスクではなくストーリーを
    まずは誰のためのものなのかを把握する。誰の目で見た世界なのか?を把握する。次に、何を。次になぜ。

    ・プロダクトオーナーに必要な要素
    1.仕事の領域に精通していること
    2.決定権を行使できること
    3.すべきこと、なぜ必要かをチームに説明できること
    4.価値を説明できること

    ・OODA(ウーダ)ループ:
    観察から入る。速い変化についていけるようにするためのもの。(F86とMiG15戦闘機の戦いからの発想:F86の方が性能が低いがコックピットの窓が丸型で視界が良く速く反応でき撃墜されにくかったことから)

  • PO/SMをやるときには最低限必要な知識。

  • スクラムの思想が書かれた本。
    フレームワークとして広く使われているみたいだけど、
    「これやると効率的でしょ」というよりも、チームが育っていくための極意。そのうえでその極意をより現実的な手法に落としたもの、かな。
    サブタイトル「仕事が4倍速くなる"世界標準"のチーム戦略」はチープだけど、中身はもっと思想的。

  • スクラムというよりジェフの自伝のよう。5ヶ月のプロジェクトビハインドをスクラムでなんとかするとこが彼らしくマッチョ

  • スクラムを作った人によるスクラムの解説本。

    * ウォータフォールはうまくいかない
    * NASAのフェーズゲート管理はうまくいかない
    (チャレンジャー失敗の原因の一つ:ロジャース委員会)
    * ガントチャートはうまくいかない
    * 見積もりはどんなに吟味しても最大4倍の誤差が出る
    * 最初にすべてを計画するのではなく、仕事を進めながら手を入れて洗練させていくこと

  • アジャイル開発フレームワーク「スクラム」の生みの親である、ジェフ・サザーランド氏の著書。

    スクラムはプロジェクトにおける無駄を徹底的に排除し、チームに幸福をもたらす。生産性を高めるツールとして、今最も熱いフレームワークだ。

    本書はスクラムの方法論を教科書的に説明するものではない。米国人特有のやや冗長なストーリー主体の書籍であり、豊富な事例でもってスクラムがチームを変えてきたことを証明する。

    開発手法と言うよりも、プロジェクト管理手法であり、ソフトウェア開発のみならず様々なシーンで適用できる。オランダの高校の化学の授業でさえ、スクラムを取り入れているという。

    1週間のスプリントの最後には、何ができたかではなく、どう仕事を進めたかをチームで話し合う。次のスプリントではどうすればもっとうまく皆で仕事を進められるだろう?今回のスプリントで進捗の妨げになったのはなんだろう?チームのベロシティを下げた障害物はなんだろう?

    1章 過去のやり方は通用しない
    2章 スクラムが誕生するまで
    3章 チーム
    4章 時間
    5章 無駄は罪である
    6章 幻想を捨て現実的なプランニングを
    7章 幸福
    8章 優先順位
    9章 世界を変える。

    キーフレーズ
    ・チームがうまくいかない時、他人を責めるのではなく、システムを変えることを考えよ
    ・ソフトウェア開発のために作られたというが、高校の教育現場にも広がりを見せている

  • 普段チームでアジャイル開発をしているが、「バックログ、ベロシティの計測、デイリースタンドアップ、レトロスペクティブなど」が、なぜ必要になったのか?という背景が、効果が上がった事例と共に紹介されており、発見が多い本だった。

    以下は特に気づきがあった部分。

    - チームのスピードアップを妨げる要因となっている「障害」を見つけ、改善し、ベロシティを上げていく。(KPTの P -> T で何気なくやっていたことが「障害」を潰すことをしていた、ということに改めて気づいた。)

    - デイリースタンドアップでは、個人の進捗報告だけに終わりにせず、「チームの全てのタスクを終わらせる」というスプリントのゴールに向かって、チーム全員で協力する姿勢が大事。(「あなたは1日かかると見積もったが、私が加われば1時間で終わるから協力します」、などと積極的に申し出る)

    - レトロスペクティブでは、「何ができたか?」ではなく、「どう仕事を進めたか?」をチームで話し合い、次スプリントではどうすればもっとうまくみんなで仕事を進められるか?進捗の妨げになっている「障害」はなんだろう?を見つけて改善していくことが大事。

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