変身の極意 7日間であなたは変わる

  • 早川書房 (2015年6月24日発売)
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本 ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784152095466

作品紹介・あらすじ

「人生を変えたい…」密かな願いを胸に架空の教室に集う三人と先生との対話を読めば、悩みが晴れて生きる希望が湧いてくる。『超訳ニーチェの言葉』編訳者が贈る『嫌われる勇気』を超える傑作

感想・レビュー・書評

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  • 言葉は認知と思考の武器である。
    体験と読書が「語彙」を増やしてくれる。
    これまで見えなかった世界や人の思考が見えるようになる。

    体験と読書を重ねると
    ・世界が変わって見える。
    ・他人が変わって見える。
    ・自分が変わって見える。
    別世界、別人になるということだ。


    本には、古典という名の当たりくじがある。
    読書なら誰でも当たりくじを狙って引ける。


    現代ドイツ語では
    単なる知り合い、モノの名称や使い方を知っている場合に
    「ケネン(kennen)」という動詞を使う。

    これとは区別して
    長い友情関係や愛情関係で相手を深く知っている、
    学問のように何かを深く知っている場合には「ヴィッセン(wissen)」を使う。


    体験と読書から知識を得るのではない。
    知識は古くなるし、次々と更新されていく。
    それでは上っ面の「ケネン」になってしまう。

    深く知る、考える「ヴィッセン(wissen)」が大事だ。
    「語彙」を増やして、別世界、別人になることが大事だ。


    変化できるものが生き残る。
    変化を見出すには「語彙」が要る。
    未来を創る可能性を秘めた材料として「古典」を読むのがよろしかろう。

  • 古典を読めば人生が変わる!?

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著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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