コカ・コーラ流 100年企業の問題解決術

  • 早川書房 (2015年9月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784152095633

作品紹介・あらすじ

コカ・コーラが、どの時代でもどの地域でも常に勝ち続けられるのはなぜか? アフリカでの地域密着型の販売戦略から「い・ろ・は・す」の開発まで、豊富な事例から最強ブランドの秘密を解き明かす。

みんなの感想まとめ

成功を収める企業の秘密を探る本書では、コカ・コーラがどのようにして時代や地域を超えて勝ち続けているのかが解説されています。特に、大企業とスタートアップの両方に必要な要素として、スケールとアジリティの重...

感想・レビュー・書評

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  • 本書は
    1,コカ・コーラ社での事業展開時のポイント
    2,大企業とスタートアップ
    について言及。

    1,は市場で成長するためには、自社の強みや軸を認識して分かりやすく情報発信する必要がある。
    そのためには、骨格となるものを確立してすべての製品や従業員で共有する必要がある。それを本書では「デザイン」と読んでいる。

    ただ、その骨格=デザインは作り込みすぎてもダメで、中心となる素材は統一されているが、細部はアレンジ可能としておく必要がある。本書では、まるでLEGOのブロックのようなものと示唆している。
    そうしなければ、頭でっかちとなり、使いにくかったり、統一性が見られず点でバラバラとなってしまう。逆に実現できれば、各国での文化などの違いにも対応でき、オープン&クローズ戦略のように市場にオープンして更なる急成長も期待できる。


    2,では、企業の発展に欠かせないものとして、「スケール(規模)」と「アジリティ(敏捷性)」を指摘。大手企業では専門知識、ブランド力、顧客など「スケール」を持ち合わせているが、素早く舵切りする「アジリティ」が問題になることが多い。
    大手企業とは対照的に、スタートアップでは小さい規模だからこそ「アジリティ」には強みがあるものの、顧客、資金や生産量などの「スケール」が問題となる。

    この両翼を兼ね備えるためにも、1,のとおり「デザイン」が重要で、さまざまな事例とともに紹介していく。


    辛めの評価は海外の本でよくある、文書の構成が周りくどいもので、言いたいことが分かりにくいこと。やたらと遠回りが多く、かといって最後にネタを回収されるわけでもない。
    これは個人的には文書の文化の違いかなと思っているが、なかなか慣れないです。。

  • コカ・コーラ社のデザイン責任者による、企業成長をもたらすデザイン思考。

    コカ・コーラ一本から総合飲料メーカーにシフトチェンジする中でのアジリティとスケールの使い分けは、あらゆる企業がジレンマに感じる壁であり、うまく言語化されていた。

    自分の仕事に置き換えると「WHY」の再確認と標準化作業が今後のテーマだと感じる。

    いろはすのヒット例については、リサイクル問題だけでなく、東京の住居スペースの狭さが背景にあると知り、インサイトの奥深さを感じた。

    やはりグローバルの消費財企業のマーケティングはレベルが違う。

  • 大企業とスタートアップの2軸で、スケールとアジリティ、ともに大切である、というのが大きなテーマ。今の時代は、ランボルギーニのような完璧なデザインを求めるのではなく、レゴのようなオープンシステムのモジュールであることが重要。ただ、もっとコカコーラの事例を知りたかった。

  • 【選書者コメント】コカ・コーラの成功要因が知りたいと思い選びました。

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