- Amazon.co.jp ・本 (1096ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152096210
作品紹介・あらすじ
「あからさまに格差が大きくなった社会は本質的に不安定だ」――二〇世紀フランスにおける不平等を巨細に追究した歴史的大著。翻訳協力/清水和巳、解説/若田部昌澄(ともに早稲田大学教授)
感想・レビュー・書評
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原題:Les Hauts revenus en France au(2001)
【内容】
価格 : 18,360 円(税込)
ISBN : 9784152096210
刊行 : 2016/09/21
世界累計200万部、日本で14万部超、『21世紀の資本』の著者トマ・ピケティの代表作にして原点。
母国フランスの20世紀の100年間にわたる税務データを徹底分析し、長期的な格差の構造をあぶり出す本格研究書。
・世界累計200万部、日本で14万部超、読書界を席巻した『21世紀の資本』のピケティ教授の代表作にして原点。
・「『21世紀の資本』を上梓できたのは、本書が存在したおかげである」(2014年版の序文より)。
・「20世紀の経験は、あからさまに格差が大きくなった社会は本質的に不安定だということを示している」(「結論」より)
・ピケティの師アンソニー・アトキンソン(『21世紀の不平等』)、共同研究者のエマニュエル・サエズが絶賛。
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【目次】
凡例 [0003]
目次 [0005-0006]
新版への序文(2014年9月3日、パリ) [0007-0009]
謝辞(2001年7月) [0010]
概論 高所得者に注目するのはなぜか? 0011
第1部 20世紀フランスにおける所得格差の推移 0041
第1章 20世紀の間に5倍になった「平均」購買力 0043
第2章 20世紀フランスの高所得者の所得構成と所得水準の推移 0115
第3章 20世紀フランスにおける給与格差 0214
第2部 20世紀フランスの高所得と再分配 0299
第4章 1914年から1998年までの所得税法 0301
第5章 誰が何を払ったのか? 0431
第3部 フランスとクズネッツ曲線 0521
第6章 「不労所得生活者の終焉」は税務統計上の幻想なのか? 0523
第7章 諸外国の経験と比べてフランスをどのように位置づけるか? 0610
結論 21世紀初頭のフランスにおける高所得者 0711
解説 すべてはこの本から始まった(若田部昌澄 2016年7月17日 記) [718-726]
1. 『21世紀の資本』の原点 0718
2. ピケティの経歴 0718
3. 本書の位置づけ 0720
4. 不平等研究の現在 0722
5. 謝辞 0724
参照文献 0724
邦訳書リスト [0728]
参考文献 [0729-0746]
付録 [0747-1070]
付録A 所得申告に基づき税務当局が作成した未加工統計表(1915-1998年の所得) 1068
付録B 所得申告データの統計に基づいて実施した推計方法とその結果(1915-1998年の所得) 1012
付録C 所得税法に関する補足データ 0933
付録D 雇用主による給与申告に基づく推計に使用した未加工データ、その方法、その結果(1919-1938年、1947年、および1950-1998年の給与) 0920
付録E 長期にわたる生産労働者給与と平均給与に関する均質データの推計(1900-1998年) 0892
付録F 消費者物価指数(1900-1998年) 0873
付録G 国民経済計算のデータに基づく推計方法とその結果(1900-1998年) 0868
付録H 人口、家庭、職業別社会階層構造(1900-1998年) 0822
付録I 20世紀のフランスにおける所得分布の推計 0810
付録J 相続申告による統計に基づいて行われた推計結果とその方法、未加工データ(1902-1994年の相続) 0789
付録K パリの不動産賃貸分布統計に基づく推計結果とその方法、未加工のデータ(1889年、1901年、1911年の不動産賃貸) 0752
図表一覧 [1077-1080]
章題一覧 [1081-1084]
索引 [1085-1089]
著者紹介/訳者略的/翻訳協力/巻末解説 [2-3]
担当一覧 [1]詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
トマ・ピケティの作品





