図書館ねこベイカー&テイラー 小さな町に奇跡を起こした2匹の物語
- 早川書房 (2016年11月22日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784152096500
作品紹介・あらすじ
アメリカ西部の小さな町の公共図書館で飼われていた二匹の猫。かわいらしい折れ耳を持つ二匹が町の人々に深く愛され、全米の人気者になるまでの思い出を、飼い主の元司書がつづる感動のエッセイ
感想・レビュー・書評
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実際にアメリカの図書館に住んでいた猫と司書さんの話。
この図書館が特別なのだろうと思って読んでいたら、それ以前にもイギリスでは図書館などに猫がいるのは割と普通の光景だったことに驚く。
現役の図書館猫達の紹介もあり、Facebookアカウントのある猫も。
いいなぁ、猫のいる図書館。
格別猫好きというわけではないのだけど、猫がいたら自然と会話も起きるだろう。
町の図書館はそれくらい、静か過ぎないくらいでいいと思うのだ。
町を救ったというタイトルだが、何より救われたのは、著者であり猫をケアしていた司書だったのがよくわかる。
彼女を支えたのは本と猫。
切なくも温かなノンフィクションだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
訳者あとがきによると、アメリカやイギリスではかなりの数の図書館で猫を飼っているらしい。
それってとっても癒されそうでうらやましい。 -
図書館ねこベイカー&テイラー。図書館にネコがいたら楽しいだろうな。
日本の公共図書館ではきっと無理だろうけど。
夢のような毎日が過ぎ、ネコも人も年を取りやがては…。少し切ない。 -
日本の図書館では聞いたことがない…話題になるのでは!
本と猫ってどうしてこう相性がいいのかしら。 -
面白かった。図書館猫という存在を知らなかったので驚いた。日本で難しそうだな。
