9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るために

制作 : 山形 浩生 
  • 早川書房
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本棚登録 : 465
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152096975

感想・レビュー・書評

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  • 視点がちゃんとしていて、こうやってものを捉えれば良いのかと新しい気づきを与えてくれる本。
    淡々と書かれているので、ビジネス書を読み慣れているとなかなか入ってこないかも。

  • 人生100年時代と呼ばれ、健康な期間も延びている中で、かつ、変化が早いという最悪の組み合わせに思えるような時代で、大げさでなく「生き残る」ためには、一言で言えば適した変化ができるということなのだろう。

    ネットワークや学習、プルや創発、回復力、というワードからも確実に読み取ることができ、変化のための失敗の費用は確実に下がっているから、どんどん実践していこう、というもの。(分野によるが)

    そのためには「面白い」ということを思える必要があるし、複雑性やカオスな状況にも対応できる必要がある。ワード以上にタフな印象を持つ。

    一方で、「必要な時に必要なものプルできる」ということは、逆に言えば自分もそのネットワークの一部として何かをgiveすることができる必要がある。

    これは一過性のものではなく、やっぱり磨き続ける必要がある。何かしら自分の武器となるものを。

  • 触れている分野が広いし、訳のせいなのか少し難解だったけど、これからのヒントがいっぱい詰まっている。これまでも21世紀がどうあるべきか発信されてきた多様性に始まる新たな創造性の創出について、研究・技術の視点で改めてそうなんだと再認識させられる内容だった。日本の大企業が足りない視点(きっと多くは自らは変えられないけど)、大学などの研究機関の必要な視点、考えさせること盛り沢山であった。でも、ひとつ確実に言えること、世の中20世紀より面白くなる。そういう高揚感が読後に残った。帯にもあるけど何度も読み返すべき本なのだ。

  • 現代のイノベーションの仕組みは実に多様化している。それゆえ技術オンリーではNGだし、用途提案力だけでもNG。双方を併せ持ち、そのために必要なリソースの組み合わせを考えることができ、しかもモノを生み出した結果、用途環境をどのように変えるかを見通せる力まで要求される。日本でも昨今「異業種融合」とか「医工連携」といった分野の複合化が一般的になってきているが、その結果生み出されるアウトプットに対しての展望力はどうだろうか?MITの方が上とか下とか、そういう議論ではなく、本書を教訓に一度考えてみる価値があるということを言いたい。

著者プロフィール

伊藤穰一(いとう・じょういち)
マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ所長
1966年、京都府生まれ。少年時代をアメリカで過ごし、シカゴ大学などで物理学を学ぶ。日本でのインターネット技術の普及に尽力。インターネット事業への投資に携わり、これまでに Twitterなどネットベンチャー企業の事業展開、事業育成を支援している。米国Foreign Policy誌にて、「世界の思想家100人」に選出。2011年、日本人として初めてマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボの所長に就任。

「2016年 『「プレゼン」力 ~未来を変える「伝える」技術~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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