- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152096975
作品紹介・あらすじ
「地図よりコンパスを」「安全よりリスクを」「強さよりレジリエンスを」……追いつくのも困難な超高速の変革がデフォの世界で生き残るには、まったく発想の異なる戦略が必須だ。屈指の起業家とジャーナリストによる必読のイノベーション/ビジネス・マニュアル。
感想・レビュー・書評
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いかにもアメリカな本。抽象度も高く、日本の書籍とは一線を画す。日本的な手取り足取りのHow toを求める人は、目次を見るだけで十分。MITメディアラボのラディカルな姿勢が窺えて、面白い。
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MITはどのような理念で運営されてるか?
結果として、外部の変化に適応するプロジェクトを運営できるのか?
その実現のための指針が記述されています。
これらの指針は、会社そしてそこで働く私たちの行動指針、価値にも再考の余地を与えてくれるはずです。
地図よりもコンパス
記載されていた指針の一つです。
組織には、方角があれば、あとは自律的に機動的に対応ができるということ。
私は私の行動を振り返る書籍となりました。 -
メディアラボでの考え方。
地図よりコンパス知りたくて手に取った。
概ねなるほどと思える話だが、どのエピソードもプリンシプルズに沿わせるとやや複雑な話が多くあまり頭に入ってこなかった。 -
書店で目に入ったので購入しましたが、まず他の方も指摘しているように全編通して感じたのは翻訳の質の低さ・・・。原文の英語も固有名詞や人名などが多く出てくるので、わかりづらいのかもしれませんが、それにしてもこの翻訳の質は低い。読んでいてフラストレーションが溜まりましたので、相当赤入れしたほうが良いと思います(誤字脱字もありました)。肝心の中身はどうかというと、申し訳ないですがこれもある意味「ありがち」だと思いました。インターネット黎明期からこういうテイストの本は山ほどあって、メッセージも正直目新しさはありませんでした。自分たちがユニークだということをアピールしたいのかもしれませんが、正直「あなた方こそ型にハマったありがちな人々ですよ」という印象も受けてしまいました。ブラックスーツとネクタイのエスタブリッシュメントをかなり揶揄していますが、あなたがたも実は自分で気づいていないかもしれませんが相当型にハマっていますよ、と第三者的には思ってしまいます。
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伊藤穣一が未来を予測する9つのキーワード。どれも鋭い切り口なのだが、MITなどでの研究事例がベースになっていて少し馴染みが薄いのと、やや自分には翻訳が読みづらいところがあり、消化しきれない感じであった。
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1895年、パリのグランカフェ前。人類史上初の活動写真を見るために集まったパリジャン。地下室でリネンに映写された50秒のフィルム。工場の陰から出てくるぼやけた女性の画像、そよぐスカート。列車のフィルムには満員の観客が逃げ出そうとする事件も。『映画化の創設神話」は、華々しく開かれたが、これを企画したリュミエール兄弟は成功しなかった。単一視点、単一場面から、つなぎやカットを駆使した今の映画に仕上げる可能性に到達せず、発明した技術を充分に活かせなかったからだ。
人間は適応性を持ちながらも、生産性に注目した社会を築き上げた。生物として、種の保存を本能に、個体数を拡大する事が望まれるならば、生産性向上とは、生命の根源的な欲求にも繋がるのだろう。発明し、学び、発展させる。そしてこのサイクルは活発化し、より加速する。本著には、これに対処するための原理が綴られる。
ー権威より創発、理論より実践、プッシュよりプル、能力より多様性、地図よりコンパス、強さより回復力、安全よりリスク、モノよりシステム、従うより不服従ー 目次だけでも十分に思想が伝わる。つまり、既成概念を乗りこなす再現力よりも、新たな世界を創造する新規性こそが、我々の存続を確かなものとする蓋然性が高まる、という素朴なプリンシプルズだ。
言われた通りにしているだけでノーベル賞を受賞できた人はいない。アメリカの公民権運動は、市民の不服従なしには起こらなかった。大事なのは完璧な繰り返しなんかじゃなく、変化を起こす事、変化に備える事なのだろう。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00608838
テーマ9 産業と技術革新の基盤をつくろう
MITメディアラボ所長がクラウドソーシングの父と組んで贈る「AI時代の仕事の未来」。
「地図よりコンパスを」「安全よりリスクを」「強さよりレジリエンスを」……追いつくのも困難な超高速の変革がデフォの世界で生き残るには、まったく発想の異なる戦略が必須だ。屈指の起業家とジャーナリストによる必読のイノベーション/ビジネス・マニュアル。(出版社HPより) -
なんか難しくて読みづらい本でした。