タフガイ (ハヤカワ・ミステリワールド)

  • 早川書房 (2017年7月20日発売)
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本 ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784152097002

作品紹介・あらすじ

1974年東京。私立探偵・浜崎順一郎は悪い輩に絡まれる少年を助けたことから、少年の父親で浜崎の少年院時代の友・石雄と再会する。富豪の跡取りとなった石雄と旧交を温める間もなく、石雄の義姉が何者かに殺され……名家の悲劇と男の友情を描くハードボイルド

感想・レビュー・書評

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  • これもまた昭和が濃い。太陽族の時代か。

  •  智亜紀が殺された理由が、ちょっと重みがないところが、この小説を軽くしてないか。

  • 3.4

  • 正統派ハードボイルド。話が全然進まないけど読める。

  • 76ハードボイルドだけど旧友との再会と解決が簡単すぎるかも2022/5/30再読

  • 浜崎順一郎シリーズ第2弾。
    前作に続き1970年代が舞台。私立探偵の浜崎は事務所近くで保護した少年少女を親元に送り届ける。すると、少年はかつて少年院時代を共に過ごした安藤石雄の息子だった。これから旧友を暖めていこうとした矢先、石雄の父から義妹の行方を捜すよう依頼されるが、彼女は殺されてしまう。調査を続けると石雄と家族を追い詰めることに。。。
    富豪で・・・という設定がいま一つぴんとこなかったのと、総会屋の話が消化不良気味。個人的には時計がもう少し進んで、70年代後半になってくれれば、覚えていることはいっぱいあるのだが。。。

  • 少し長い。

  • 藤田宜永『タフガイ』。シリーズ二作。昭和の時代が舞台の、探偵を主人公にしたハードボイルド。 懐かしい旧友との再会をきっかけに事件に巻き込まれ、結果的にその友人追い込んでしまう。最後は残念な結末でちょっと心残り。それに当時の世相や流行も懐かしさより古さを感じてしまう。(おじさんなのに)

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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