工作艦間宮の戦争 新・航空宇宙軍史

  • 早川書房 (2018年5月17日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784152097705

作品紹介・あらすじ

『コロンビア・ゼロ』に続く「新・航空宇宙軍史」シリーズの第2弾。SFマガジン掲載の「スティクニー備蓄基地」「イカロス軌道」「航空宇宙軍戦略爆撃隊」「亡霊艦隊」「ペルソナの影」の5篇に書き下ろしの「工作艦間宮の戦争」を加える。

感想・レビュー・書評

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  • すごく作風を変えた?!航空宇宙軍史。
    情景の切り取り方はもうほとんどスナップ写真。あとは読者が想像しろということか。それはそれで報道写真的でいいのだけれど、これでストーリーをどのように語っていくか興味深い。

  • 6編からなる 第二次外惑星動乱の短篇 
    「コロンビア・ゼロ」の続篇という位置づけになります。 
    全編読むとそれぞれのエピソードが繋がっていることに気づきます。 
    軸は 元恒星間探査船イカロスでしょうか。 
    航空宇宙軍史も興味ありますが 外宇宙のお話も読みたいところ・・・ 
    技術が進んでも、結局マンパワーと資源の過多が勝敗を決めると云うことか・・・ 
    なんか職場を見ているようで悲しい(笑) 

  • 新・航空宇宙軍史、第二巻
    「スティクニー備蓄基地」
    「イカロス軌道」
    「航空宇宙軍戦略爆撃隊」
    「亡霊艦隊」
    「ペルソナの影」
    「工作艦間宮の戦争」
    んーなんだろう、航空宇宙軍史を読み始めた20年ぐらい前と作風が違う?お互い歳を取ったのか、妙にのめり込めなかった。映画のあらすじを小さい画面で見ているかのような感覚といえばいいか。

  • #日本SF読者クラブ 航空宇宙軍史の新シリーズ。戦争に組み込まれていく人間たちを描く。人間が戦争というシステムのパーツになっていくように感じた。人間ドラマではなく、「戦争」ドラマといってよい。前シリーズより無機質感が増した。

  • 外惑星連合と航空宇宙軍という2つの陣営が戦争をしている設定なのだが、偵察とか、諜報とか、人手不足で大型艦を二人で運用とか、めちゃくちゃ地味な部分をクローズアップしている不思議な小説。スペースオペラを期待すると肩透かしを食うが、ビジネス目線で見ると面白い。

  • サラマンダー追撃戦とか出てきて、!あ、あの艦か?とピンときたりするのが嬉しかったりするな~(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

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著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞。主な著作に「航空宇宙軍史」シリーズ、「覇者の戦塵」シリーズ、『白き嶺の男』などがある。

「2019年 『硫黄島航空戦線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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