- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152097811
感想・レビュー・書評
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土用の丑の日に。
うなぎの絶滅をテーマにした5本の短編。
絶滅してしまったうなぎをめぐっての「もし」を取り上げていて「すこしふしぎ」系だった。 -
SF小説で、おもしろそうなものを探していたら、この本が目に留まった。「う、うなぎのSF…?」
うなぎが絶滅してしまった日本が舞台。なんというか、うなぎ愛がすごい。
「うなぎが危ない!」という台詞には思わずふいた。 -
うなぎ愛にあふれるSF短編集。
でも意外にオバカSFではない。
ウナギロボが可愛い。 -
結構好き
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うなぎが絶滅してしまった世界を舞台にした短編集。
「うなぎばか」「うなぎロボ、海をゆく」「山うなぎ」「源内にお願い」「神様がくれたうなぎ」
最初の2編は絶滅後のうなぎ屋や漁師を描き、「山うなぎ」は…うなぎの代用肉を求めて遥かジャングルに行き、後の2編はうなぎの絶滅をなんとかなかったことにするため、タイムマシンやら神様やらが出てくるという。ううんなんだこの本は。あ、『うなぎばか』か。 -
うなぎが絶滅してしまった少しだけ未来の世界。うなぎへのニッチな愛とSFの組み合わせがじわじわと可笑しくて、ちょっと切ない。密漁者から魚を守るためパトロールするうなぎ型ロボットの語り口が初々しくてかわいかった(「うなぎロボ、海をゆく」)。土用の丑の日にうなぎを食べる習慣自体をなかったことにするため、タイムマシンで江戸時代の平賀源内に談判に向かう「源内にお願い」では、現代の植物図鑑を見ながらファミレスでキャッキャッしている源内×2が良い。かなり深刻な未来がまっているようだけれども。(2018)
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SF
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うなぎを題材とした短編小説が5話掲載されています。
どの小説も読みやすく、ユーモアに富んだ作品です