- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152098238
感想・レビュー・書評
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もともと、黒猫シリーズが好きでずっと新刊がでるのを待ってました。値段的にも文庫本になるまで待っていようかと思ってましたが、やっぱり待てなくて買ってしまいました…
黒猫と灰島の所無市の都市開発の意味の話が面白かったです。私たちは常に論理的、科学的に物事の意味を考えがちです。しかし、この一見、街の景観とは調和し難いと思われるものこそ、現在ほ自然美を破壊し、新たな自然美を見出す布石なる存在であるという美学的な面で物事を考えるとそういう開発もありかなと感じました。それに、その都市開発には愛する人へのメッセージが込められていて…というのも私的にはすごく好きな一面でした。もともと、私はバレバレで伝えるよりも、わかってもらえるか分からないような仕掛けをするのが好きなので…
毎度、毎度のことですが、速読しにくいのがこのシリーズだと思います。じっくり、自分の理解が黒猫たちの美学講義に追いつくまでゆっくり字面を追っていくこと。これがこの本の私なりの最大の楽しみ方です。この読み方は付き人の母上が言っているような「映像だけが残らないような読み方」ができるようになる一歩手前かもしれない。
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2019年142冊目。黒猫シリーズ再始動。待った甲斐があるだけの面白さ。新しいキャラも一癖あってしっかり雰囲気に溶け込んでるし、相変わらずの魅力的な謎に美しい講義、そして現れる世界。 シリーズのこれからがますます楽しみになりました。
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楽しみにしていただけあって!!
きっと、学問的なことは10分の1ぐらいしか理解できていなくて、なんなら雰囲気を楽しんでいるだけに過ぎないけど
良い!!
何の問題があるのか!とても良い!!
新キャラもいいけど、他の人が書いていたレビュー盗むけど、黒猫の行動原理が付き人なところ!!よい!!
読解力のなさか、期待しすぎて盲目になっていたのか、印鑑が最初指輪に思えてしまった。笑
どのくらいのスパンで出すのかなぁ。酔研の続編も待っているんだけどなぁ。