- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152098337
作品紹介・あらすじ
オフィスでの深夜残業、終わりのない会議、日曜午後の仕事メール、チャットの応酬……本気で成果を出したいなら、そんなものはみんないらない! 世界各国で支持され続けるソフトウェア開発会社ベースキャンプの経営者コンビが語る、シンプルで超真っ当な仕事論
感想・レビュー・書評
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一週間の労働時間は40時間で充分。
個人としても参考とすべき事項が多かった。
便利になったチャット機能やカレンダー機能も有害な一面がある。開講時間を設けることでかなり効率化できそうに思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
率直に、こんな会社で働きたいと思った。
自分は大企業に属しているので、組織として簡単に本著の考えを取り入れるのは難しい。
個人としては、すでに取り組んでいたものもあるが、新しく始めたいのは1日8時間を今まで以上に意識いて守るようにすること、メールの返事がこないことにイライラせずのんびりと進めること、何もしない、足るを知るという選択肢を自分の中に持つこと、目標を持つのはやめることかな。
のんびり無理せずハッピーに、せっかく残された人生の時間を大事にしていきたい。 -
穏やかな会社(calm company)というのは、
傾聴すべきアイデアだと思った。
会社自体、システムを最大の商品と考え、
企業文化を重視する。
松下イズムやアメーバ経営など日本にも優れた企業文化は
あったが、今の時代に適したものをまた作らなければならない。
信頼の電池、何もしないは最強の選択肢など、すぐにも
意識したいヒントも多数。
あれもこれも、ではなく、
十分な検討の上、「これだけをやる」という不退転の
強い決意が必要だと感じた。 -
激務に疲れたサラリーマンがみたら泣いてしまうような、穏やかな会社の考え方。
昭和な価値観の日本企業には絶対に採用されない価値観でもある。
結局のところ、働く人ひとりひとりにたいし、
性善説でいくのか、性悪説でいくのか、
ってことかな。
自立したきちんとした大人であれば、本書のような方向性でもうまくいくけど、一人でもおかしな人がいくと崩壊しそうな気もする。 -
「穏やかな会社になるというのは、 あなたがどういう人なのか、どんな人に製品を提供したいのか、誰にノーといいたいのかを決める ことだ。なんのために最適化するのかが大切だ。どのような選択をしたとしても、まちがいではない。ただ、優柔不断にひとつに決めずにいるのはよくない。」
日々、忙しさに流されたり、先々の心配から、何かある度にいらいらしてしまっている自分がいる。
頼み事を断ったりして、仕事での不利益を心配するあまり優柔不断になってしまっているのかと感じました。
この本ででてくる"穏やかさ"を実践していけるようにしよう。 -
ノーは精密機械で、外科医のメスで、焦点を絞ったレーザー。
イエスは鈍器で、棍棒で、無差別に何でも捕まえる漁師の網。
この本を読むまではどんな仕事も卒なくこなす人が有能だと思ってましたが、そのような人はただのイエスマンで自分の意思なく任された仕事をこなす能力が高い人なのかもしれません。
目標を立て、自分の進みたい道へレーザーの如く進んで行くことが大事でそのためにはノーと言える勇気が必要なんだと教えてもらいました。 -
数年後はこの働き方に移行したい
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感想
どうすれば成果が出るか。全社的な風土を変更する必要がある。そのためには企業文化を全員に浸透させることが求められる。
ジェイソン・フリードの作品





