マミトの天使

  • 早川書房 (2019年6月6日発売)
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感想 : 2
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  • 本 ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152098429

作品紹介・あらすじ

日本のみならず、世界から注目される演劇ユニットQを主宰する劇作家・市原佐都子の初作品集。「悲劇喜劇」誌に掲載され話題となった中篇小説「マミトの天使」に加えて、人の自意識と身体性にまつわる懊悩と希望を描いた「虫」と「地底妖精」の3篇を収録する。

感想・レビュー・書評

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  • 脈絡のない文章が延々と続くが内容がぶっ飛んでいるので飽きずに読めてしまう。何も考えてないようでいて、伏線回収かのように絶妙なタイミングで同じフレーズが出てきたりする。肛門と会話しながら庭に掘った穴に排便するシーンは笑えた。正直、自分の趣味ではないし、今後作者の作品を積極的に読むかは微妙だが、強烈なセンスだけはひしひしと感じた。

  • Q | 市原佐都子主宰の演劇ソロユニットQ/ ICHIHARA Satoko's theater solo unit “Q”
    http://qqq-qqq-qqq.com/

    市原佐都子の初の小説作品集「マミトの天使」本日刊行 - ステージナタリー
    https://natalie.mu/stage/news/334517

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    演劇界が最注目の劇作家による初の小説作品集

    日本のみならず、世界から注目される演劇ユニットQを主宰する劇作家・市原佐都子の初作品集。「悲劇喜劇」誌に掲載され話題となった中篇小説「マミトの天使」に加えて、人の自意識と身体性にまつわる懊悩と希望を描いた「虫」と「地底妖精」の3篇を収録する。
    http://www.hayakawa-online.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000014143&search=%A5%DE%A5%DF%A5%C8%A4%CE%C5%B7%BB%C8&sort=

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著者プロフィール

1988年9月27日生まれ。福岡県北九州市出身。桜美林大学卒業。2011年、戯曲『虫』で第11回AAF戯曲賞受賞。2013年、フェスティバル/トーキョー公募プログラム選出『いのちのちQ Ⅱ』上演。2017年、『毛美子不毛話』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補。同年、韓国ソウルマージナルシアターフェスティバル公式プログラム招聘『毛美子不毛話』上演。2018年、KYOTO EXPERIMENT公式プロブラム招聘。韓国香港日本共同制作『私とセーラームーンの地下鉄旅行』。2019年、あいちトリエンナーレ2019のパフォーミングアーツ部門に『バッコスの信女 ― ホルスタインの雌』を出品。

「2020年 『バッコスの信女―ホルスタインの雌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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