不見【みず】の月 博物館惑星2

著者 :
制作 : 十日町たけひろ 
  • 早川書房
3.31
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本棚登録 : 64
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152098597

作品紹介・あらすじ

地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館苑〈アフロディーテ〉では、データベースに直接接続した学芸員たちが美の追究に勤しむ。赴任したばかりの新人警備員・兵藤健は、いわくつきの芸術品、問題を抱えたアーティストらにまつわる事件に対処していく。全6篇収録

感想・レビュー・書評

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  • 前作がよくまとまった終わりで、かつ時間も経っていたのでどきどきしましたが、十二分に面白かった。
    まだ続くので期待を込めて星4つ。

    新登場のキャラクターも可愛いし、前作メンバーが出てくると安心感がある。

  • アフロディーテにもういちど行くことができて満足。だけどケン視点だとロマンチスト度?がいまいち。
    おじさん問題が解決しなくてんん?って思ったけど続くみたいなので楽しみ。

  • 話の雰囲気はとても好きだが、やはり前作と比べてしまう。
    主人公が新人だからか空回りしていて、どの話も仕事がうまく行っていないように見え読んでいてつらい。特に白鳥広場にては作家にも先輩にも振り回され、大半を喚いているだけの印象。
    最終話は腕がどう変形するかが全てなら、3つの人工知能を使い検索した意味がないじゃないか。事件解決というより、新人2人の心を近づけるための伏線にしか思えない。
    続きがあるのは嬉しいが、叔父さんの件引っ張りすぎ。
    人工知能が美を解するようになれば、美を生み出すこともできるようになるのだろうか。

  • 地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館苑アフロディーテには、全世界のありとあらゆる美術品・動植物が収められている。巨大データベースに頭脳を直接接続した学芸員たち。新人自警員と新人学芸員が様々な事件に出会う6短編集。

    通好みな。若干グローバル風の組織名ルビ。名前。表面的記述を1〜2段読み解いて現れて来るミステリーと未来風景。

  • 19年ぶりの続編だそうだ。前作は読んだ記憶のみある。本作も粒ぞろいの連作短編集であり、芸術とSFの組み合わせの妙は、19年経っても色褪せることのないフロンティアであることを感じさせる。主人公をめぐる物語はまだまだありそうで、続編は内容を忘れないうちに出て欲しい。

  • 2019/6/25(火曜日)

  • 『だって、印象は、鑑賞者の経験から引き出されるんだから。』
    博物館惑星19年ぶりの続編!しかもさらに続編が予定されているという嬉しいあとがき付き。1作目と同じく、宇宙に浮かぶ美術館”アフロディーテ”の職員、関係者の人間関係を描く。ギリシャ神話から採った命名は優雅で、且つ基本的にインテリでいい人のドラマであるため、読んでいると神経が穏やかになる。
    本作でキーになっている科学技術として、直接ヒトの神経に繋がっているデータベースとAI、視覚への直接投影等の技術はだいぶ現実的に感じられるようになったきた。

    でも白鳥を”鳥頭”扱いしないでほしかったなぁ…

  • きれいにまとまってますね。

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著者プロフィール

1963年生まれ。SF作家。2015年、『放課後のプレアデス みなとの宇宙』のノベライズを上梓。他の著作に『おまかせハウスの人々』『プリズムの瞳』など。本作がはじめてのビジュアルブックとなる。

「2016年 『GEAR [ギア] Another Day 五色の輪舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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