ウルトラマンティガ 輝けるものたちへ

  • 早川書房 (2019年6月20日発売)
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本棚登録 : 37
感想 : 3
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  • 本 ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152098689

作品紹介・あらすじ

1990年代にテレビ放映された、平成ウルトラシリーズ。その嚆矢となった伝説的名作「ウルトラマンティガ」を、メイン脚本家の小中千昭が完全小説化! 作品に込められたメッセージ、複雑なSF設定、登場キャラクターの微細な心理が、いま解き明かされる……。

感想・レビュー・書評

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  • 本編のダイジェストだが、要点は押さえてあって所々でてくるワードから本編を思い出しては感動。
    当然だけど、全52話全部に触れてるわけじゃないんだけど、キリエル人やら古代怪獣とか、ダイジェストだからかなり端折られてるのに映像が頭に浮かぶ。30年近く前の作品なのに、色褪せない作品ってのはすごい。
    あとTPC設立までとか、ここで語られる背景から情報から、また本編を見直したくなる。メタ的なことを言えば後付けになるんだろうけど、メイン脚本の人が書いてるもんだから、矛盾にはなってない。
    まぁ、好きじゃなきゃ読まないけど。好きなら読んで損はない。

  • 第79回アワヒニビブリオバトル「24時間耐久ビブリオバトル@オンライン」第14ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
    2021.09.18

  • 最初のTPC設立の辺りは面白かったし、引き込まれた。でも、テレビ本編に入ると急激に文章力が落ちて、最終話なんて酷い。最初に気合い入れ過ぎて疲れたのかな。

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著者プロフィール

1961年東京都出身。成城大学(映画記号学専攻)在学中より特殊映像専門のライターとして活躍。卒業後、映像ディレクターを経て『邪願霊』(88年)で脚本家としてデビュー。以来、ホラー/SF/ファンタジー系の脚本家として幅広く活動。幼少期から特撮作品に親しんでいたこともあり、『ウルトラマンティガ』など、特撮作品にも数多く携わる。代表作に『くまちゃん』(93年)、『エコエコアザラク』(97年)、『THEビックオー』(99年)、『ウルトラマンマックス』(05年)など。また近著に「恐怖の作法:ホラー映画の技術」(2014年/河出書房新社刊)、「光を継ぐために ウルトラマンティガ」(2015年/洋泉社刊)などがある。
アマチュア・ベーシストの一面を持ち、高校~大学時代はクロスオーバーなどのコピーに勤しんだ。NHKの『BABYMETAL現象〜世界が熱狂する理由〜』(2014)を見て、2015年よりブログ『BABYMETAL試論』の執筆を開始、彼女たちの活動を追い続けている。

「2016年 『BABYMETAL試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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