息吹

  • 早川書房
4.33
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本棚登録 : 263
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152098993

作品紹介・あらすじ

「あなたの人生の物語」を映画化した「メッセージ」で、世界的にブレイクしたテッド・チャン。待望の最新作品集がついに刊行。『千夜一夜物語』の枠組みを使い、科学的にあり得るタイムトラベルを描いた「商人と錬金術師の門」をはじめ、各賞受賞作9篇を収録

感想・レビュー・書評

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  • 2019.12.4.ブクログの献本でプルーフ版当選!

  • 商人と錬金術師の門★★★★★
    推理小説のような趣向があり、物語の中盤である予想が浮かんできて、あれー意外と簡単なお話、と思いながら読み進めるとそうではなかった。一周まわってシンプルにとても大事なことをわからせてくれるような、そんなお話。

  • 寡作で知られる人気SF作家、テッド・チャンの最新作。
    随分と待っただけあって、期待以上に面白かった。どれか1作には到底絞れない。
    しかし17年ぶりか……。第3短編集が出るのはもう少し早いといいのだが、果たしてどうなることやら……?

  • 「商人と錬金術師の門」
    タイムループの典型だが、ストーリーデザインやロマンチズムが独特で、透明感がある。
    ―過去も未来も変わることはないが、もっとよく知ることはできる―
    メッセージはシンプルで、だからこそ染みる。

    「息吹」
    別宇宙生命体。最初はコンピューターないしロボットかとも考え、最終戦争後ものに変換して読んだりもしたが、間違い。空気=電気であり、記憶=RAMと置き換えるのかと勘違いしたわけだ。いかにも古いSF感だ。反省。
    凄い。想像力のギリギリを試される。終末への警鐘も。

    「予期される未来」
    「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」
    「デイシー式全自動ナニー」
    「偽りのない事実、偽りのない気持ち」
    「大いなる沈黙」
    「オムファロス」
    「不安は自由のめまい」

  • 「商人と錬金術師の門」★★★★★
    「息吹」★★★★★
    「予期される未来」★★★★
    「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」★★★
    「デイシー式全自動ナニー」★★★★
    「偽りのない事実、偽りのない気持ち」
    「大いなる沈黙」★★★
    「オムファロス」
    「不安は自由のめまい」

  • どうせ当選なんてしないだろう、と思っていたプルーフ版プレゼントに当選してしまって、ちょっと困惑(苦笑)
    しかし、届いたのが12/02、既に大森さんがプルーフ版の感想を山程リツィートしている状況で、余り物が回ってきたのかな?、と思ったりなんかしちゃったりして…
    プルーフ版なので、大森さんがツィートしている「日本の読者へのメッセージ」は載ってない。(12/03に茶水の丸善の平積み台で確認したら、しっかり載ってた)

    プルーフ版を手にするのは初めてなのだけど、ところどころ印刷がかすれている箇所があって、やっぱ余り物なんじゃないの、と思ってしまうが、テストショットなんてそんなものなのかな。

    「あなたの人生の物語」は古本で入手したまま放置していて(通常コース)、テッド・チャンを読むのは今回が初めて。

    とりあえず、義理を果たすべく、著者の最長作だという「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」だけ読んだところで、感想を書いてみる。
    ボトムアップ型AIの成長という題材そのものはありふれたもので、シンギュラリティとか暴走とかのイベントがあるのかな、と予断するも、そういう「劇的なるもの」は出てこない。
    印象としては、「ゼンデギ」に近いのかな、と感じるところ。
    YA小説的なサービス精神はなく、正統派SF作家だなぁと思う筆致であわてず騒がず書き進めていて、これなら受けるだろうね、と解説を確認すると、ヒューゴー&ローカス受賞だと。(じゃぁネビュラは何なの、と気にはなるけど、面倒なのでチェックしてない)
    AIを育てるにあたって、暴力や性を徹底的に排除する(「○ァック」というフレーズを覚えただけで巻き戻すとか)ってのが現代的(アメリカ的?)ではあるのだけど、そういう「無菌状態」の方が危険なんじゃないの、と思わなくもない。
    タイトルから想起される「死」のイベントは起こらず、ラストで提示されるのは「幼年期の終わり」なのね。

    日本でいえば藤井太洋みたいなポジションの作家なのかな、と思うけど、寡作&長編なしということでは「太陽風交点」の頃の堀晃なのかもしれませんね。(堀さんも石原教授も作家としてはフェードアウトしちゃったけど)

    さて、プルーフ版を読み続けるか、製品版を改めて買うか、思案のしどころ。

  • 絶対に読みたいやつ!!!!
    前作すごくよかったので!

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