- 本 ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152099099
作品紹介・あらすじ
「どれもご家庭で試さないでください」と謳う暮らしのアドバイス本がかつてあったでしょうか? 引越しの方法から自撮りのコツ、はては友だちの作り方まで、「試してはいけない」日常の科学とお馴染み棒人間マンガ満載の、思わず笑えて心ときめくサイエンス読み物
感想・レビュー・書評
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前作『ホワット・イフ』が面白かったので、2作目も手に取りました。
扱っているテーマや大筋は前作とほとんど同じで、実際には「ありえない」と思えるような過程を科学的に検証し、「実現するためにはどうしたらいいか」を考えるものです。
もちろん、「物理学的に」可能であったとしても、現実問題としては実現不可能なことばかりなわけで、そのギャップを楽しむ本になっています。
イメージとしては『空想科学読本』のシリーズに近いと思いますが、特定の作品から題材をとっているわけではないので、そういった意味では予備知識なく読むこともできますし、難しい数式などもほとんどありませんから、文系の人間でも安心して読むことができます。
棒人間によるイラスト解説もわかりやすく、味があります。
とはいえ、分量が多いことと、アメリカの「社会常識」をモチーフにしたネタも少なくなかったため、読み切るにあたり、後半は少し息切れしてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイエンスと雑学の中間に位置する本。空想科学読本ほどでもないし、エスプリが効いていて、個人的には前著に引き続き好みでした。
本当にどうでもいいし、バカバカしいことが中心ですが、ほっこりする挿絵とともに、まったりした時間を過ごすのにいいでしょう。巣ごもりにも打ってつけ。 -
棒人間と科学に興味のある小6息子がよく読んでいます。内容はカオスで面白いそうで、この作者のサイトを読んでみて更に興味を持ったようで、他も読みたいとこのとです。
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くだらなくて面白かった。
基礎知識があって当たり前と思われる仕事だから
インプットとアウトプットに追われている。
たまにはこんな本も読まないと重めの知識の海で
溺れそうになる。この本は浮き輪みたいな本。 -
第82回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第4ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
2022.01.02 -
計算とか物理苦手なのでわかんなくて難しかった。
でも内容的には面白かった!無謀で現実的には不可能なことだけど、物理学的視点のみで考えれば、人はいろいろなことは可能になることたくさんあるとわかった。 -
<目次>
略
<内容>
『ホワット・イフ?』などのくだらないけど、物事の本質を問う元ロボット研究者の本。物理学・化学・生物学・数学などの知識は、「こう使うのだ!」という本だ。数式などは読み飛ばしてもいいから、一つの疑問をつきつめていく姿勢、その道のプロに質問する勇気、もちろんそれを理解できる知識。無駄なことの方が役に立つということだろう。
ランドール・マンローの作品





