【2021年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位】ザリガニの鳴くところ

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152099198

作品紹介・あらすじ

ノースカロライナ州の湿地で村の青年チェイスの死体が発見された。人々は真っ先に、「湿地の少女」と呼ばれているカイアを疑う。6歳のときからたったひとりで生き延びてきたカイアは、果たして犯人なのか? 不気味な殺人事件の顚末と少女の成長が絡み合う長篇

感想・レビュー・書評

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  • 超絶★5 湿地帯にひとり取り残された少女 助けてくれるのは自然だけだった… #ザリガニの鳴くところ

    ■レビュー
    圧倒的に★5 (点数付けるとか、そういう次元じゃない)

    年に1冊あるかないかの名作です。
    面白いとか感動したとか、そういうレベルの話ではなく、読み終えた後に本にお礼を言いたくなるような、そんな作品。

    もし今あなたの時間が空いている、今日お休みで一日やることがない、これから飛行機に乗って移動時間が暇なんて人は、今すぐにでもこの本を買ってくることをおすすめします。

    〇美しい自然
    水面、草木、鳥、動物、虫、貝、風、月…
    耳を澄ませば鳥たちのさえずり、虫の鳴き声、沼が波打つ水の音が聞こえてくる。

    まわり一面の自然に包まれた世界で、たった一人の少女が木漏れ日に佇んでいる…
    こんなにも豊富に大地や水を感じられる「本」はありません。圧巻の自然描写は読み手の心と感性を癒してくれます。

    〇近距離で感じる登場人物の魅力
    主人公の少女との距離がめっちゃ近い。
    辛い境遇にある彼女の苦痛、願望、あきらめといった心の叫び、まさに肌で感じるんです。

    また彼女を疎ましく思う人々のヒリヒリとした威圧感や、彼女をなんとか救ってあげようと思う人々の素朴な温かさも伝わってくる。
    海外ミステリーでは心情描写が豊かでない場合がありがちですが、本作では生きている人間の呼吸が聞こえてきます。

    〇強烈に胸に刺さる人間ドラマ
    幼女時代からの彼女の人生を読み進めることになるのですが、何度胸が締め付けられたことか。
    経済状況、家庭環境、時代、街や友人など、恵まれなかった彼女が生き抜く試練は想像を絶します。まるっと人ひとりの人生ですよ…これは強烈でした。

    そして圧倒的な孤独… 彼女のことを理解し、生き方を教えてくれるのは目の前に広がっている自然だけなのです。

    〇経済格差、人種差別の現実
    終盤、彼女の味方となる人が、人々に問いかけるシーンがあります。
    我々はもともと仲間だったはず、もっと早く手を差し伸べるべきだったと。

    現実での我々も、何故できないのか。
    悔しくて悔しくて、少なくとも今後は自らの行動に注意を払い、同じ過ちをおかさないようしなければいけないと誓いました。

    〇ミステリーと真相
    いい意味で予想していた通りの結末でした。
    そして死の真相すら美しかったです。

    ■推しポイント
    私はこの本から「生命」を感じます。「呼吸」をしてるんです。

    ・少女が孤独の中で生命力をもって少しずつ大人になっていく姿。
    ・彼女に近づき、離れる人たちの切なる思い。
    ・作品全体からあふれ出る、大地からの鳴き声。
    ・片田舎で暮らすそれぞれの事情を持った人々。

    生命を感じることができる本なんて、なかなかありません。
    たくさんの人に読んでほしいと思った作品でした。

    • 土瓶さん
      あきさん、こんばんは~^^
      もうすぐ映画も公開されるのかな?
      映画館でポスターを見ましたが、素敵な感じでしたよ。
      湿地の植物や、カモメたちや...
      あきさん、こんばんは~^^
      もうすぐ映画も公開されるのかな?
      映画館でポスターを見ましたが、素敵な感じでしたよ。
      湿地の植物や、カモメたちや、法廷のネコを映像でどうなっているか。
      本を読んでいるにもかかわらず、映画でも観たくなる作品ですね。
      2022/11/08
    • 湖永さん
      akiさん こんばんは。

      いつも惚れ惚れする素晴らしいレビューですね。

      私もこの本は、凄く記憶に残っていて、
      どのように感情をことばにす...
      akiさん こんばんは。

      いつも惚れ惚れする素晴らしいレビューですね。

      私もこの本は、凄く記憶に残っていて、
      どのように感情をことばにすればいいのか…
      とても悩んだように思います。

      まさに名作だからこそ、力強く表現できたらと思っていました。全然できてなくて恥ずかしい限りですが。

      akiさんのレビューを読んで、改めて今、この物語の良さを痛感しました。

      ありがとうございます(^^)

      これからも素敵なレビューを楽しみにしています。
      2022/11/08
    • autumn522akiさん
      土瓶さん、こんばんはっ

      そうなんですよ、映画も見なきゃなんです!
      youtubeで予告編をひっそり見ながら、楽しみに待っております。...
      土瓶さん、こんばんはっ

      そうなんですよ、映画も見なきゃなんです!
      youtubeで予告編をひっそり見ながら、楽しみに待っております。
      果たしてこの名作にどれだけ表現できるのか。意地悪な期待、むふふ

      湖永さん、こんばんはです!
      乱筆なのにお褒めいただき、ありがとうございます。

      文章で感情を表現するのは、ホント難しいですよね。
      もう溢れる想いだけで書いちゃってます^^

      しかし本当に素晴らしい作品でした。
      湖永さんに私の想いを共有できて、めっちゃうれしいです~
      またぜひぜひ!
      2022/11/09
  • 壮大な長編。
    評価も高く、有名な作品だった為気になっていた。
    しかし翻訳本はいつも読みにくさを感じていた為なかなか手が伸びずにいた作品。



    ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見されるところから物語が幕を開ける。

    カイアは湿地に住む少女だった。
    母親は、父親、カイアの兄弟を見捨てて湿地の小屋から出て行ってしまった。
    兄弟も、酔って暴力を振るう父親から逃げる為、家を出て行ってしまう。
    父親とたった2人になったカイアだが、その父親も居なくなってしまう。
    湿地の小屋に1人にされたカイアだが、たった1人で生きていく。

    兄の友人のテイトに恋心を抱き、彼に読み書きを習う。しかし彼も大学進学の為、カイアの元を去る。

    ある日、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく。。。


    結構な分量の長編で、湿地に暮らすカイアに気持ちが乗り移る。
    貧困、人種差別、恋愛、ミステリー、さまざまな要素を持ち合わせるこの作品は、読み始めると止まらなくなるほど心掴まれる。

    翻訳本ならではの読み辛さもあまり感じずに、どっぷり感情移入にながら読み進めた。

    凄い女性の気持ちを描くのが上手な作家さんだなぁと思ったら、女性の方だったのか!

    カイアの住んでいる湿地帯の情景も、何となく頭でイメージしながら、凄い自然の中で読書している気分になった。

    素晴らしい作品だった!

    最後は、あーーー、そうだったのねーーーー!
    とスッキリ(笑)

    • naonaonao16gさん
      こっとんさん

      こんばんは!
      (bmakiさん、この場をお借りします…!)
      嬉しいお言葉、ありがとうございます!
      またレビュー書いていきます...
      こっとんさん

      こんばんは!
      (bmakiさん、この場をお借りします…!)
      嬉しいお言葉、ありがとうございます!
      またレビュー書いていきますので、よろしくお願いしますね^^
      2023/02/10
    • bmakiさん
      こっとんさん

      こっとんさんも感情移入できましたか!良かったー(*^^*)
      女性ならではの辛さとかが、あーなんかわかるーってなりました...
      こっとんさん

      こっとんさんも感情移入できましたか!良かったー(*^^*)
      女性ならではの辛さとかが、あーなんかわかるーってなりました。
      刺さりますよね(*^^*)

      ブクログに naonaoさんの華やかさは必要ですよね(*^^*)
      共感して頂けて嬉しいです(*^ω^*)
      2023/02/11
    • bmakiさん
      naonaonao16gさん

      私って読んでいながら、全然読んでいない時あるんですよね。字面を追うだけで頭で考えていないことが多々ある...
      naonaonao16gさん

      私って読んでいながら、全然読んでいない時あるんですよね。字面を追うだけで頭で考えていないことが多々あるんです。

      ザリガニの鳴くところって、何度か本文中に出てくるのに、全く分かってなかったですね(笑)
      タイトルになっているのに(笑)

      はい!私はミステリー長編がど真ん中。大好きです(*^ω^*)
      2023/02/11
  • あとから思いかえせば、

    黄金の葉が雪のように
    舞い散る中、

    ティーンネイジャーの
    カイアとテイトが、

    ぎこちなくキスをする
    シーンで、

    すでに物語の世界から
    引きかえせなくなって
    いました。

    じっと身を硬くし頁を
    捲りつづけていました。

    ジャンピンがカイアの
    本を店の窓に飾る場面
    で涙腺が決壊。

    久びさに寝食を忘れる
    ほど没頭して満足感で
    いっぱいです。

    人間として崇高である
    ことができるのは、

    この世界が低俗だから。

    行われるはずの正義が
    行われず、

    差別や偏見がはびこり、

    だれもが容易に権力や
    金銭に釣られるから、

    私達はそれに抵抗して
    人間であり続ける余地
    が残されているのねと
    ・・・

    文句なしの星五つです。

  • 知らない世界への誘い。自然の豊かさと動物の本能。人とのつながり。幸せの価値。想像力では描ききれない世界。考えさせられるとともに、充実感と満足度。

  • とても引き込まれた一冊でした。
    殺人容疑で囚われているカイア。
    物語終盤で、これは事故だったのか、殺人だったのか、誰が犯人なのか、真実に近付いてくると、どうかカイアが有罪になりませんように‥‥と祈らずにはいられませんでした。
    なのに、真実が明らかになってしまうとこの物語は終わってしまう、本を閉じたくない、と思っている自分もいました。

    六歳からたった一人で生き抜いてきたカイア。読む前は、自然の中、例えば無人島のような所でたった一人で生きてきたのかと思っていたのだけれど、そうではなかった。街の近くの湿地で暮らすカイアは食べていくために何とかしてお金を稼がなければならない。それは他人と関わって生きなければならないということ。無人島で一人で生きていくよりも、他人が近くにいて誰とも心を通わせることができないことの方が遥かに孤独を感じると思う。この胸を締め付けられるような孤独の描写が辛くてとても痛かった。

    そんなカイアも恋をして、他人と繋がる喜びを知る。しかし、また別れが訪れる。喜びを知った後の孤独。それはどんなに辛いことか‥‥この辺りは随分と昔、若き日に読んだゴールズワージーの『林檎の樹』を思い出しながら読んでいました。
    カイアの孤独を救ってくれたのが女友だちだったなら、と何度も思いました。でも、カイア自身が言っているようにカイアが繋がっているのはもっと大きなもの、自然そのものなんですよね。

    自然の中で暮らすカイア。
    自然界の理、本能。最終的には人間もそこに行き着くと気付くカイア。でもやはり、集団に属したい、愛し愛されたいとも願うカイア。
    息苦しい程の美しい大自然の描写、たった一人で生き抜いた女性の力強さ、この物語の世界観にどっぷりと引き込まれました。

  • 久しぶりに奥深い不条理&ミステリー小説。米国ノース・カロライナ、森・沼に建つ小屋に住む白人貧困層家族に生まれたカイアは、湿地の少女と呼ばれる。カイアの父親はアルコール依存症で、母親や兄弟は皆去って行く。カイアは6歳からダメ父のもと暮らす。さらに父も家出し10歳から家と船で生活をする。そこで言い寄る男性2人。しかしカイアの下から去って行く。そして1人が殺される。犯人は誰か?裁判の中での検察官VS弁護士の白熱の戦い。そこでカイアは無罪となるが、ラストで犯人が明かされる。カイアの不条理と成長譚、楽しめました!⑤

    https://www.tadamonkugaiitakute.com/49672.html さすがカイアは美人さんが似合いますね。

  • 作者のディーリア・オーエンズは、ジョージア州出身の動物学者で、この作品は69歳で執筆した初めての小説だそうです。
    非常にオーソドックスな恋愛小説であり、ミステリーです。
    最後のどんでん返しまで本当に飽きさせない、とてもよくできたストーリーだと思いました。
    ベストセラーになっているのも頷けました。


    以下途中までのストーリーです。

    主人公の少女カイアは、1969年、6歳の時に母が家を出て行ってから、しばらく暴力的な父親と二人で暮らしますが、父もいなくなり、学校に通ったのはわずか1日だけ。
    その後、ひとりで貝を獲って売りにいったり、燻製を作って売りに行き、ひとりで生活しています。

    そこに年上の少年テイトが現れ、カイアに読み書きを教えてくれます。
    カイアとテイトは恋仲になりますが、テイトは大学で生物学の研究をするために地を去り、カイアとの約束を破り帰ってこなくなります。

    打ちひしがれたカイアは、村の裕福な家の青年チェイスと付き合い始めますが、チェイスはカイアに結婚をちらつかせるものの、裕福な家の娘と婚約を発表してしまいます。

    もうひとつのストーリーは、1969年チェイスが不審死事件の被害者となって発見されます。
    その容疑者として、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれて、ひっそりとひとりで貝殻の標本を作りながら暮らしていたカイアが疑われます。

    そこへ、大学の研究を終えたテイトが帰ってきてカイアに何度も謝ろうとしますが、カイアはテイトを決して赦そうとしません。

    カイアはずっと湿地の家で6歳のときからひとりで自然の中で育った少女だったので町の人たちとは馴染めないという負い目がありました。

    カイアとテイトは幸せになれるのかと、はらはらしました。
    カイアが生き残ったたった一人の兄のジョデイと再会するシーンには目頭が熱くなりました。

    • くるたんさん
      まことさん♪こちらでもこんにちは♪

      ジョディとの再会、私も涙しました。
      ジョディといい、母親といい…みんないろいろな仕方ない気持ちを胸に押...
      まことさん♪こちらでもこんにちは♪

      ジョディとの再会、私も涙しました。
      ジョディといい、母親といい…みんないろいろな仕方ない気持ちを胸に押さえこんでいたんですよね。

      ジャンピン夫妻がいてくれて良かった…つくづく思いました( ´ ` )
      2020/06/03
    • まことさん
      くるたんさん♪

      そうですね。
      カイアは自然の中で一人で育ったけれど、ジャンピン夫妻をはじめとして、助けてくれるこころのある大人が周り...
      くるたんさん♪

      そうですね。
      カイアは自然の中で一人で育ったけれど、ジャンピン夫妻をはじめとして、助けてくれるこころのある大人が周りにいて、幸せでしたね。
      テイトやテイトのお父さんも忘れられません。
      2020/06/03
  • この度は映画化おめでとうございます。映画を見る前に小説を読み直そうということで2回目読了しました。この本は、、めちゃくちゃ面白いです。
    蛇足ですが、前読んだときよりも面白く感じました。(これはたぶん自分の読書力が向上したからだと思います。)

    生まれた環境のせいで常に差別を受け続ける湿地の少女カイア。
    逆境の中で、強く生きているという表現より、はかなくいまにも折れそうになりながらなんとか生き抜いているという表現がしっくりくる、そんな一生が描かれています。

    人生上手くいくこともいかないことあるし、人に言えることも言えないこともある。
    それでもどんな状況でも変わらずそこにあり続ける雄大な自然環境。

    カイアにとって、カイアを取り巻く自然環境は絶対的な味方だったのかなあと思いました。

    2022.12.03

    どこまでいっても全ての生き物は自然の中で生きて生かされているのだと気付かされました。

    生まれたときからその環境のせいで差別を受けていた湿地の少女カイアを主人公とした物語。
    そんな逆境を懸命に乗り越える様子を描きながら、殺人事件にまつわるミステリー、周囲の人との信頼や裏切り、そして恋愛関係、また舞台となっている地域の雄大で豊かな自然の描写等、多くの要素が盛り込まれていて、非常に読み応えのある作品。
    フォーカスする部分によって色んな感想を抱くことができる。
    個人的には最後の最後まで明かされないミステリーの部分が1番印象的でした。

    2021.07.25

  • この間仕事中ひまだったので(おい)フォローさせて頂いてる方たちの過去のブックリストを見てました(フォロワーさんたちのタイムラインにひまわりめろんのいいねが大量に並びウザかったと思われます。申し訳ない)
    そこでみなさんのブックリストにこの『ザリガニの鳴くところ』がことごとく入っていました
    いやほんとにすごい量
    なのでもうめちゃめちゃ期待してました
    期待度マーーックス!!です

    『ザリガニの鳴くところ』期待度マックス!
    略してザリックス生命(「生命」どっから来た?)

    いや期待以上に面白かったです

    途中ちょっと不安要素もありました
    これちゃんとハッピーエンドで終わってるよね?大丈夫だよね?って
    じゃなかったらカイアの人生悲しすぎるよって
    いやいや信頼するフォロワーさんたちがこの流れでバッドエンドになる物語に高評価与えるはずがない!と信じて読み進めました
    結果は…自分の目で確かめて下さい!(ビシィっ!)

    果たして「湿地の少女」は私たちになにを伝えたかったのでしょうか?
    考えました
    盲目的な愛はその言葉通り視界を遮りいずれは闇に落とすのか、崇高な道徳心は偏見や差別を乗り越えることができるのか、あるいは乗り越えることを強制することでむしろ誤った判断を生むのか、人間も湿地に住む鳥や昆虫と等しく、生きるための生き残るため定めに従わざるを得ないのか、信じることとは、本当の孤独とは

    この物語は読み手に様々なことを感じさせ、考えさせる物語でした
    「湿地の少女」が問うた答えは『ザリガニの鳴くところ』にあるのかもしれません(きれいにまとめた風にしてぼかしやがった)

    • 辛4さん
      ひまわりめろんさん、こんにちは。
      いいお話でしたね。
      ”ことごとく入っていました” ← (笑)
      そうね~
      みなさん、とってもいい本を...
      ひまわりめろんさん、こんにちは。
      いいお話でしたね。
      ”ことごとく入っていました” ← (笑)
      そうね~
      みなさん、とってもいい本をたくさん読まれていますね。(禿同)
      なので、私は良さそうな本をみなさんのレビューで見つけたら、”積読” 設定してしまいます。外れがあまりないですもんね。
      (※ 積読設定は、Amazonでサンプル送信、してます。購入して読まないのはもったいないけれど、サンプル読んでそれからよかったら本当に購入すればいいので、コスパ最高!と思って自画自賛)
      (私は電子書籍の方で読んでいました。。ブクログもまとめてくれてもいいのに、と思ったりして)
      2022/03/13
    • ひまわりめろんさん
      辛4さん
      こんにちは

      この日が来るのを待っていました
      辛4さんがコメントをくださる日を!
      辛4って読み方「からし」でいいんですか?(引っ込...
      辛4さん
      こんにちは

      この日が来るのを待っていました
      辛4さんがコメントをくださる日を!
      辛4って読み方「からし」でいいんですか?(引っ込み思案か!)

      電子書籍でしたか!
      先程チェックさせて頂きました
      「自然」そうですよ!
      「自然」はカイアにとってずっと味方であってくれたんでしょうね

      自分は読み終わったあと特にみなさんがどんな感想持ったか気になって見るんですが
      電子書籍のチェック漏れてました
      気付かせてくれてありがとうございました!
      2022/03/13
    • 辛4さん
      ひまわりめろんさん、早速のレス、本当に恐縮です。

      えええええ~っ そんなそんな
      私なんてマイナーな存在ですから。覚えてくださっていた...
      ひまわりめろんさん、早速のレス、本当に恐縮です。

      えええええ~っ そんなそんな
      私なんてマイナーな存在ですから。覚えてくださっていただけでうれしいです。

      ”からし”、ねえ。。。あまり考えたことないです。
      いつもスープカレーは辛さ4をお願いするので、ということで。
      ちょっと、というかなり辛めが好きなんですね。

      ひまわりめろんさんと本棚に共通点が結構あるので、なんかうれしいです。森沢さん、小川糸さん、結構読まれてますね。森沢さん、いいですね~。なんか泣けてきますです。ツバキ文具店シリーズみたいなのは私は泣けます。
      森沢さん、まだ読んでないものがあるので(セールでちょくちょく安く買えるのでたまっちゃった~(うれしい))。読みますよ~♪

      そうそう、ときどきフォロワーさんが怒涛の如く登録している本があったりして驚くことがありますね。いい本みつけた~♪、と思ったらみ~んな、登録してるの。
      あちゃー、って思います(笑)「旅をする木」とかね。

      それでは今後ともよろしくお願いいたします(レス不要です)~
      2022/03/13
  • ☆2.5

    「ザリガニの鳴くところ」という美しい題名と
    表紙の絵に惹かれて
    ずっと気になりながらも
    苦手な翻訳本だったため
    なかなか手がでませんでした。
    読み始めて、
    やはり苦手意識が拭えず
    100ページを超えても150ページを過ぎても印象は
    変わらず。
    とうとう残り13ページまできたところで
    涙。
    この残り数ページのためだけに
    これまでの話があったのか‥‥‥と思うほどに美しい生き方に震える位でした。

    でもラストは‥‥‥残念です。本当に。
    そうなのね‥‥‥としか言えない最後でした。


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